
06/09/2022
当院の参加した共同研究が英科学誌に掲載されました。
<肥満・糖尿病を改善できる腸内細菌を発見し作用メカニズムを解明>
当院が2017年から共同研究に参加した研究成果が、
英科学誌「Nature Communications」に掲載されました。
研究は国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所、早稲田大学、周南市および新南陽市民病院の研究グループが共同で実施し、健常人と糖尿病患者を比較したヒト研究ならびに動物モデルを用いた検証から、肥満や糖尿病を予防・改善する可能性がある新たな腸内細菌として「ブラウティア菌」が発見されました。
今後は、ヒトにおける有効性や安全性の評価など更なる検討が進められブラウティア菌を対象にした創薬や健康食品への展開など、健康社会実現の促進につながることが期待されています。
詳細については、下記をご覧ください。
https://www.nibiohn.go.jp/information/nibio/files/f034215ce76fb279a83e13f223b821d39b553343.pdf
(写真:研究所 國澤センター長(左)、藤井周南市長(中)、松谷病院長(右))