ひがしすみだカウンセリングルーム

ひがしすみだカウンセリングルーム 墨田区にある心理相談室です。博士(心理学)・臨床心理士・公認心理師資格を持つカウンセラーが、ご相談者の状態に適した心理療法を用いて、うつや対人関係などの心理的なご相談に応じます。京成線沿線・京急線直通。

当カウンセリングリングルームは、臨床心理士・公認心理師資格の心理相談室です。さまざまなこころの悩みや、心理的な問題、対人関係、職場や学校の悩み、お子さんの発達の問題などでお困りの方の相談に応じております。

【コラム更新】芸術療法と身体図式:アートが支える無数の決断と変容コラムを更新しました。「芸術療法と身体図式:アートが支える無数の決断と変容」よろしければご覧ください。https://higashisumida-counseling.com/...
29/10/2024

【コラム更新】芸術療法と身体図式:アートが支える無数の決断と変容
コラムを更新しました。「芸術療法と身体図式:アートが支える無数の決断と変容」

よろしければご覧ください。
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自分だけの苦しみではない:生きることへの問いに向き合うために
22/08/2024

自分だけの苦しみではない:生きることへの問いに向き合うために

京成線沿線・京急線直通。誰にも言えない悩みに、寄り添います。墨田区近郊で、うつやパーソナリティ、発達障害などのご相談は、ひがしすみだカウンセリングルームへ

東京都美術館のデ・キリコ展に行ってきました。形而上主義派の生き様よりは、画家の人生に思いを馳せる展示だったかと思います。壮大なテーマが部屋の中で起っていたり、晩年にちらつく影が暗示されていたり。さまざなな思いを喚起される展示でした。
14/08/2024

東京都美術館のデ・キリコ展に行ってきました。形而上主義派の生き様よりは、画家の人生に思いを馳せる展示だったかと思います。壮大なテーマが部屋の中で起っていたり、晩年にちらつく影が暗示されていたり。さまざなな思いを喚起される展示でした。

24/08/2023

【今日のアブスト】
タイトル: ADHDを持つ青少年と若者のメンタライゼーション: 年齢と注意問題との関連 著者: Elena Poznyak, Jessica Lee Samson, Juan Barrios, Halima Rafi, Roland Hasler, Nader Perroud, Martin Debbané

はじめに
ADHDと社会認知の障害との関連についての証拠は増加しているが、異質性がある。 この研究では、メンタライゼーション(他者の心の状態を推測・理解する能力)に焦点を当て、ADHDを持つ青少年と若者のパフォーマンスを特徴付ける。

方法
ADHDを持つ49人の青少年と大人、および年齢と性別が一致する49人の健常者が、コンピュータ化されたメンタライゼーションのタスク(MASC)を完了。 年齢グループとADHDの診断の影響を調査し、ADHDグループでメンタライゼーションのスコア、注意問題の重症度、併存疾患の有無との関連を探索。

結果
ADHDを持つ青少年には、メンタライゼーションの誤り(特に「低度なメンタライゼーション」)が増加していた。 ADHDを持つ青少年の低いメンタライゼーションのスコアは、不注意、衝動性、警戒性の問題の指標と相関していた。
低度のメンタライゼーションの誤りは、年齢や併存疾患を制御した後でも、特に不注意と関連していた。 一方、ADHDを持つ大人は健常者と同様のパフォーマンスを示し、メンタライゼーションのタスクのスコアは注意問題と相関していなかった。

結論
この結果は、ADHDを持つ青少年のメンタライゼーションの能力における潜在的な発達上の違いと、注意障害との関連を強調している。

21/08/2023

OSEA GIUNTELLA* et.al The Midlife Crisis.Economica 90, 65–110.,2023.

・中年の危機は、豊かな国々での中年の大人たちの間で非常に大きなストレスが存在することが示されている。
・中年のこのグループは、生涯収入のピークに近く、深刻な病気の経験もないが、現代社会の中で不安定な状態にあるようだ。
・UK、オーストラリア、USAといった先進国のデータを分析してみると、中年期に生涯にわたる深刻な苦悩の中のピークが見られる。
・「中年の危機」という用語はElliott Jaquesによって1965年に提唱された。
・この論文の分析では、以下の8つの指標でのピークのパターンを確認:自殺、睡眠障害、重度のうつ、激しい仕事のストレス、機能を失うほどの頭痛、自殺の感情、集中力や記憶の問題、アルコール依存
・中年のピークの原因はまだ明確でない。しかし、達成されなかった願望や、年齢と共に増加する「知恵」が一因として考えられる。
・また、類人猿の中で中年の心理的低下が見られることも報告されており、生物学的な要因も考えられる。
・議論されている指標には限界があるかもしれないが、それに代わるより適切な指標を提案する必要がある。
・現時点で、中年の危機が普遍的なものなのか、現代の豊かな世界の一時的な副産物なのかは明らかではない。
・いずれにせよ、豊かな国での人生のコースに沿った深刻な苦悩の山形のパターンは、経済学者や行動科学者にとっての基盤的な謎となっている。

21/08/2023

私自身は、問題や課題が「なくなる」よりは、「それが問題である必要がなくな」って、結果的に別のもの、興味関心にエネルギーを向けるなり、なんとか日々やっていけるようになることが、カウンセリングにおける解決のあり方なんじゃないかとよく思いますよ。

19/08/2023

生きる理由とは、なぜ死なずに生きていけるのかという問いかもしれません。 人生には辛いことが数多くあり、時には生きることに疲れ果て、死ぬことを考えることもあります。しかも、いずれは死ぬ運命なのですから。.....

【30分コースのオンライン面接の受付を始めます】忙しい日々の中、心のケアや自己理解を深めたいとお考えの方へ、新たにオンラインカウンセリングのコースを提供開始いたしました。お忙しい方や、移動の手間を省きたい方に最適なこのコースを、ぜひ一度体験...
15/08/2023

【30分コースのオンライン面接の受付を始めます】
忙しい日々の中、心のケアや自己理解を深めたいとお考えの方へ、新たにオンラインカウンセリングのコースを提供開始いたしました。お忙しい方や、移動の手間を省きたい方に最適なこのコースを、ぜひ一度体験してみてください。

・ご自宅や好きな場所から、手軽にカウンセリングを受けることができます。
・忙しい中でも、30分という短時間で自分の心に向き合う手助けとなります。
・ご希望の方は、お申込みの際に「30分コース」を希望する旨をお知らせください。

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13/08/2023

ポストモダンの時代において、外側と内側の境界は曖昧になっていて「私」という存在も相互依存的相互作用的主体となりました。

その中で間主体的な考えも同時に出てきたわけですが(こっちはポストモダン哲学よりちょっと早いけど)。精神分析もにたようなことをいいだして今食随分発展と広がりを見せてきています。

ただ同時に疑問なのは、その感覚は同時代人はすくなからず自明視していたはずで、精神分析だけが気がついていたわけではないだろうということでしょうか。とすると他の心理療法はこれをどう扱ったのでしょう。

ポストモダンの時代における「私」という存在の曖昧さや相互依存性についての議論は、多くの学問分野で行われています。確かに、精神分析はその中で大きな役割を果たしていますが、他の心理療法や哲学、社会学などでも様々な議論が行われてきました。

たとえば、人間中心療法や実存主義的心理療法では、「自己」とは何か、どのように自己を理解し、他者との関係性をどのように築いていくかについての議論が行われています。また、システム療法や家族療法では、個人を孤立した存在としてではなく、家族や社会との関係の中で形成されるものとして捉えられています。

さらに、認知行動療法では、個人の思考や行動のパターンを変えることで、自己認識や他者との関係を改善する方法が提案されています。これらの療法の中で、ポストモダンの影響を受けた考え方やアプローチも取り入れられてきたと言えるでしょう。

結論として、ポストモダンの時代の「私」という存在の相互依存性や曖昧さに関する問題意識は、精神分析だけでなく、多くの心理療法や学問分野で取り扱われてきました。各療法や学問は、この問題意識を持つ時代背景の中で独自のアプローチや理論を形成してきたので、一つの療法や分野だけがこの問題を独占しているわけではないということなのでしょう。不勉強ゆえこの辺りについても今後調べていけたらと思います。

07/08/2023

Saralegui, D. et.al (2023). Affective Processes in the Supervisor-Supervisee Relationship as Enhancers of the Therapist Training: Reflections from a Scoping Review of the Psychoanalytic Approach.
Affectivity and Learning: Bridging the Gap Between Neurosciences, Cultural and Cognitive Psychology, 627-644.

エンハンサーとしてのバイザー/バイジー関係における感情過程に関する精神分析的な展望論文。

・伝統的な精神分析的なSVモデルは権力と権威のパラダイムに基づいていた
・学習に適した環境となるためには、治療者が過度に批判を恐れるのではなく、不安定であることを許容することが望ましい。
・バイザーは、自身の感情や脆弱性、そしてしばしばセッションの中で患者との相互作用で浮上する盲点を処理することに挑戦することになる。
・バイザーがバイジーと良好な関係を持っていれば、管理が困難だった状況を伝えることができる
・しかし、自身の考えや感情、バイジーとの力動関係を恥じていると、それは見過ごされ、取り組まれず、臨床業務の質が貧弱になる。
・精神力動的アプローチの観点からは。バイザーとバイジーの関係を媒介する情緒的過程について、臨床監督の中で展開する相互主観性の重要性を強調したい。
治療者が臨床実践で覚醒した情緒性を預けるための必要な包含を提供し、その学習過程を容易にするだろう。

07/08/2023

高齢者の死の不安に対するデジタルと非デジタルなぬりえの影響

・50歳以上の成人69名を対象に、死の不安に対してデジタル塗り絵と伝統的なマンダラ塗り絵の影響を調査。
・参加者は、デジタル塗絵、マンダラ塗絵、対照群に無作為に割り当て
・死の不安誘発し、介入後の死の不安を比較。
・デジタルと非デジタル塗絵では死の不安のレベルが低下し、かつ非デジタルのな塗絵で死の不安のレベルが最も低下するという仮説を検証。
結果としては、効果に差はなし。
・ただ、テクノロジーリテラシーが低い参加者は、非デジタル塗絵の方が効果が高い

Roh, H., Krumrei-Mancuso, E., & Miller-Perrin, C. (2023). The Impact of Digital and Traditional Coloring on Death Anxiety in Older Adults.

06/08/2023

依存の問題については、抑うつや空虚感などの感情や状態が影響している場合があります。依存行動は、そのような感情や状態を払拭したり、忘れたり、逃れたりするために行われることがあります。 一般的に、依存行動.....

住所

東墨田2-24/8
Sumida-ku, Tokyo
1310042

営業時間

金曜日 10:00 - 20:00
土曜日 10:00 - 20:00
日曜日 13:00 - 18:00

電話番号

+81366575372

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相談室について

ひがしすみだカウンセリングリングルームは、東京都墨田区にある心理相談室です。臨床心理士・公認心理師によるカウンセリングを行っています。人とうまく行かない、人が怖い、いつも不安になってしまう、誰にもわかってもらえない悩みにじっくり向き合います。おひとりで抱え込まず、どうぞご連絡ください。

※猫がいることがあります。 URL: https://higashisumida-counseling.com/