03/03/2026
おおえのき接骨院の大榎です。
症例報告をさせていただきます。
【注意事項】
本資料は内部関係者間での知識向上を目的とし、掲載許可をいただいております。
外部への流出(SNS等)や無断使用は厳禁となっておりますので、取り扱いには十分ご注意ください。
【傷病名】
右橈骨遠位端骨折疑い
【患者】
53歳 女性
【主訴】
右手関節痛
【受傷機転】
金曜日、スキー場にてスノーボード滑走中に転倒し右手をついて受傷。
その後滑走を中止し帰宅。特別な処置は行わず経過観察。
翌日(土曜日)は疼痛があるも事務作業に従事。
月曜日、疼痛持続のため当院受診。
【初診時所見】
● 局所所見
右橈骨遠位端部 限局性圧痛(+)
・背側(+)
・掌側(+)
・橈側(+)
腫脹(+)
自発痛(+)
フォーク状変形(+)
運動時痛(+)
背屈・掌屈ともに不可
握力
患側 9kg
健側 19kg
神経血管症状(−)
● 併発疑い
第6肋骨 圧痛(++)
【エコー所見】
橈骨遠位端部
・背側 不整像(+)
・橈側 不整像(+)
・掌側 不整像(+)
第6肋骨 不整像(+)
【既往歴】
尾骨骨折(スノーボード受傷、2026年2月完治)
【臨床判断】
・受傷後3日経過
・転位は軽度
・日常動作(事務作業)は可能
・神経血管障害なし
以上より、徒手整復の適応は低いと判断。
安定型遠位端骨折の可能性が高いと考えた。
【処置】
・LIPUS照射
・前腕〜手部シーネ固定
・三角巾による提肘固定
即日整形外科へ対診依頼。
【医師対診後】
※明日報告予定
【考察】
本症例は受傷後3日経過しており、
明らかな高度転位は認めなかった。
整復適応となる明確な背側転位は軽度と判断。
急性期3日経過後の整復は、
・疼痛増悪
・骨癒合初期段階への影響
・不完全整復による再転位
のリスクも考慮する必要がある。
本症例では
✔ 転位軽度
✔ 神経血管症状なし
✔ 日常生活動作ある程度可能
以上より、
安定性確保を最優先とした
固定療法を選択した。
今後は医師診断確定後、
・骨折型分類
・関節内外の評価
・保存療法適応の再確認
を行い、固定期間およびLIPUS併用による骨癒合促進を図る予定です。
今後は後療法経過を掲載していきます。
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