27/04/2026
久しぶりの前回の続き。
㉞ 内敵に勝つには、心を強くして忍の字を用いることだ。忍というのはがまんすることである。
飲食・好色などの欲は、心を強くしてがまんし、気ままをしないことである。
心が弱くては内欲に勝てない。内欲に勝つのは猛将が敵をとりひしぐようにすることだ。これが内敵に勝つ兵法である。
外敵に勝つには、畏れの字を用いて早く防ぐことだ。かたく城を守るようにすべきだ。風・寒・暑・湿にあったら、畏れて早く防いで遠ざけねばならなぬ。このときは忍の字を使わない。外敵をがまんしてながく立ちむかってはいけない。古い言葉に「風を防ぐこと、矢を防ぐが如くす」とある。
四気のうち風・寒はもっとも畏るべきである。ながく風と寒とにあたってはいけない。およそこれが外敵を防ぐ兵法である。
内敵に勝つには、勇敢に強く勝つがよい。
外敵を防ぐには、畏れて早く退却するがよい。勇敢なのはよくない。
「養生訓」貝原益軒著、松田道雄訳より
養生訓の総論上下を書き写し、心とからだに刻んでいます。
本当?今それは無理?と思いながらも、先人の知恵から、自分ができることを試しています。
養生に失敗することもあるかもしれませんが
今の自分のからだ(心身)を知るきっかけにしよう!