05/03/2026
ここ最近、日本文化について考えることが増えています。
昔の人の智慧には本当に驚かされます。
明治より前、日本では旧暦が使われていました。
現在の太陽暦は、地球が太陽の周りを回る周期を機械的に区切ったものです。
一方、旧暦は月の満ち欠けと太陽の動き、
つまり自然のサイクルに寄り添った暦でした。
自然に合わせて生活する。
すると体調も整いやすい。
現代の生活習慣と比べると
「確かにそうだな」と感じます。
ですが実は、自然のリズムに沿って生活していても
体調を崩すことはありました。
季節の変わり目など、
自然界のエネルギーが大きく変化する時です。
今でもありますよね。
前日と比べて気温が10度も違う日。
自然のリズムの中には
人が体調を崩しやすいタイミングもあります。
昔の人は、その「落ちやすい時期」に
様々な行事を行い、心身のバランスを整えていました。
その一つが「祭り」です。
祭りとは
「魔を釣り上げる」
体内に溜まったストレスや停滞したエネルギー
つまり「魔」を、共同体とともに盛り上がりながら発散する。
日常(ケ)の中で枯れてしまったエネルギー。
いわゆる「気枯れ(ケガレ)」。
それを非日常(ハレ)の場で発散する。
祭りとは、
心と身体を整えるための智慧でもあったのかもしれません。
一方、現代社会はどうでしょう。
デスクワーク
スマートフォンの見過ぎ
ガチガチになった首や肩
夜更かし
ネガティブな情報
気づかないうちに
「魔(不調)」が入り込みやすい環境が整っています。
だからこそ、私たちには
意識的な微調整が必要なのかもしれません。
体調が落ち込むとき。
自分一人では引き上げるのが難しい
身体のこわばりや心の停滞があります。
そんな時は
プロの手を借りてリセットする。
これも一つの「魔釣り(祭り)」です。
滞った魔
(老廃物や緊張)を引き出し
心身のベースを整える。
身体の循環がうまく回り始めると
調子を崩す時期が来ても
落ちきることなく回復できるようになります。
それが理想的な状態です。
今日は「啓蟄(けいちつ)」。
土の中で眠っていた虫たちが
目覚めて動き始める季節です。
それは人間の身体も同じ。
体内のエネルギーが動き出す時期でもあり
自律神経が乱れやすいタイミングでもあります。
だからこそ今。
理想的な循環
心身の調和を目指して
体内に湧き上がってきたエネルギーを
うまく軌道に乗せるために。
あなたの身体の中の「魔」を
そっと釣り上げてみませんか。