Our Story
ピアノを仕事にしたい!という夢を描いた幼少時代。精進してきたにもかかわらず、家庭内不和の多い環境の中でその強い思いは親の反対にあい、ブライダルプレーヤーという、思い描く形とは違った形で実現してきました。
結婚・出産をしてからは、そのピアノの仕事も続けることができず、置かれた環境で許された仕事に就くことを余儀なくされました。とかく子育て期においては、「自分らしい生き方」をじっくり考えるゆとりもなく、日々、家事子育ての「やるべきこと」に追われ、クタクタの毎日を過ごしました。そしてついに、納得できる人生をさがして、子育てとの両立ができる起業を決断。ちょうどそのとき舞い降りて来たテーマがアロマテラピーでした。
日本では雑貨扱いのアロマテラピーの精油が、フランスやドイツでは医療の世界でも使われていると知り、香りよりも専らその中身に興味をもちました。一つひとつの香りには薬理薬効があり、心身バランスをとり健康管理に役立ってくれるということも自身の身をもって実感。アロマに代替療法や予防医学としての可能性を確信し、医療現場でのアプローチが始まりました。 私のもとに舞い降りてきたアロマテラピーは、まさに時流に乗り、当時ではまだまだレアなケースでしたが、ホスピスや精神科病棟・大学病院統合医療チーム・老人福祉施設への導入に成功しています。 アロマテラピーの興味関心からスタートした研究は、ハーブ療法・漢方・薬膳・分子整合栄養学へと広がっていき、今では身体づくりの要となる「食べること」までを網羅した“トータル健康管理”としてお伝えしています。
また、2010年より開業したサロンでは、女性の痩身や、浮腫みや冷えなど女性特有の症状の改善を目的としたリンパケアを取り入れ、アロマテラピーを総合。自律神経のバランスをとり、健康美を実現するケアを提供して、カッコよく輝く女性になるためのお手伝いをしています。
また、自分自身が子育て中の仕事として起業を選び取り組んできた経験から、若い女性・子を持つ世代の女性の働き方の問題に強い関心をもっています。そこで、得意のアロマテラピーのプロ教育システム構築にチャレンジし、女性の独立した働きかたの一つとしてアロマテラピーを提唱。女性がアロマテラピーの世界で生計を立てられるよう、個人に合った指導をしてきました。現在では、信頼できるスクールとして「KANON」にはやる気のある生徒が多く集っています。
また、「KANON」には、私の幼少からの夢を込めて、ピアノスタジオを置いています。アロマテラピーがもたらす健康や癒しとともに、みなさんの夢を応援できる美しい音楽を奏で続けたいというのが私の願いだからです。
全ての人が、自分らしくイキイキと、「なりたい自分」になれるようにお手伝いできれば幸いです。
アロマとハーブの専門店KANON オーナー講師 安田由佳