27/04/2026
ネジでできた、小さな自転車の置物。
まだ2歳か3歳だった息子が
鍼灸院に遊びに来たとき、
「これほしい」と言って
そのまま自分のおもちゃ箱へ連れて帰ったものでした。
あれから月日が流れて――
小学校1年生になった息子が、ふと
「お父さん、自転車好きやろ?これあげるわ。」
そう言って、その置物を差し出してきました。
気づけば、あのときと同じ場所へ。
鍼灸院に、そっと戻ってきた小さな自転車。
本人は、昔自分が持って帰ったことは
もう覚えていないみたいだけど。
それでもいいんです。
巡ってきたこの置物には、
あの頃の無邪気さと、
今のやさしさが、ちゃんと詰まっているから。
少しだけ、胸があたたかくなった出来事でした。