18/11/2015
日本自律神経整体協会「愛知支部」施術記録
こんにちは、名古屋市千種区にあります
鍼灸整体院 「好転堂」のふじいです。
今回は、日本自律神経整体協会さんの
「自律神経整体」という方法を使った、
施術の経過について書きます。
〇パーキンソン+リウマチ性多発性筋痛症+膠原病で来院
70歳代 男性
家族の方の電話から、パーキンソン病からの
身体の不調を改善する目的で出された薬を
飲みだしてから、
”レム睡眠障害”というよく眠れない状態になったので
何とかしてほしい というお電話。
実際に来ていただいてから、本人さんにお話を伺うと
右手の中指+薬指+小指と、
左手の小指の第一関節がそれぞれしびれている
また、身体の状態から
家族の方から代理で書いていただくと、
肩や肘や背中にこり、だるさ 腰痛を感じる
と書いていただきました。
さらに話を深く聞いていくと、
1:20-40歳代に腰の椎間板ヘルニアを経験
2:40歳代に救急車搬送 太ももの右側が3日間激痛になり、
病院で検査したところ 原因不明とのこと。
また本人さん曰くよくならずに、
鍼灸院にて、改善したとのこと。
3:10年ぐらい前には、5M落ちて背中を打って、
第5腰椎の骨折
医大にて腰骨にセラミックス入れる手術を受ける
4:2015 2月入院 そこで、
パーキンソン+リウマチ性多発性筋痛症+
膠原病と診断される
5:退院後、肺が呼吸すると痛い
心臓辺りがズキンズキンする
しゃっくりが良く出る
病院でステロイド+パーキンソン用のお薬 処方
10年前からレム睡眠障害・眠りが浅い
6:今もだるかったり・脱力感が出てくる
また、常に身体のどっかが痛いと感じたりことも。
こんな状態なので、昼間は、常に寝ているし、
逆に、体が痛くなったら夜眠れない。
パーキンソン病とは、体に
手や足がふるえる振戦や、
体の動きが遅くなる無動、
筋肉が硬くなることで、
関節が曲げ伸ばしにくくなる固縮
体のバランスが取りにくくなる
姿勢反射障害などが現れます
またリウマチ性多発性筋痛症は、
すなわち肩から腕、くび、お尻から太ももの
筋肉の痛みやこわばりが2週間以上続く事が現れます。
さらに膠原病は、
37度前後の微熱が続いたり、
身体のあちこちの関節が同時に痛んだり、
場所が移ってだるくなったり、
多発性単神経炎といって、
血管の炎症からおきる神経炎が出てきます。
お話を伺うと、内容が内容なので
日本自律神経整体協会/好転堂の検査方法の1つである、
キネシオロジーという、
身体の状態に関係する神経学と、
身体の形に関係する解剖学と
身体の働きに関係する生理学と、
カイロプラクティックからの筋肉の反射を使って、
いまある身体の状態を判断する方法で調べました。
また、本人さん・家族の方と
キネシオロジーの反応で出た身体の状態を
照らし合わせて、身体の状態を確認しました。
右手 中指+薬指+小指 左手 小指の第一関節のしびれを
改善するには?
キネシオロジーの反応から、、
Q:「何か動脈のお薬を飲んでますか?」とお聞きしたら、
A:「血圧が高いので降圧剤を飲んでいます。」
薬を飲んでいたら 140/90 ですが、
薬を飲んでいないと210/100 前後。
心拍数も120前後。
性格も怒りっぽい
でも、去年の夏汗かいたら、薬を飲んでたら
血圧が100/40 前後でふらつきた経験がある。
何か、心臓や血管などに問題がありそうでしたので、
さらに調べていくと、
左上肢の動脈に反応が出てきましたので、
「何か心臓周りで身体の不調が出てきませんか?」
と確認した所、
「病気になる前には、仕事やトイレ・フロア掃除を
4時間していたのが、
退院後には、1晩中両肩が焼けるような感覚が出てきた。」
また、話の流れで
本人さんの心臓が20歳代から肥大している話が出てきました。
なので、キネシオロジーをしたところ、
心臓のどこが負担?左心室?と出ましたので
本人さんに確認した所、左心室肥大が
あるとおっしゃていました。
また、ご家族の方でも、心臓や循環器系に問題がある
話しも出てきました。
なので、問題があるのは心臓ですか?心膜ですか?と
検査をしたら、心膜という反応が出ました。
なので、左の心膜に施術をしたところ、
右手のしびれが3本から2本へ移った。
特に中指のしびれが少なくなったとのこと。
右手のしびれは、小指→薬指→中指の順で
しびれが出てきたので、
まずは変化が出てよかったでした。
しかし、まだ、右手の薬指と小指・
左手の小指のしびれが取れないので、
また調べてました。
キネシオロジー検査だと、ダイオキシンと出ました。
今まで、ダイオキシンと
何か関わりがありましたか?と質問をすると、
昔、塩化ビニールの会社にいてたとお話がありました。
塩化ビニールを燃やすと、ダイオキシンが出ます。
ダイオキシンは、ごみを焼いた時に出る化学物質の一種で、
一度できると分解されにくい物質で、水に溶けにくく、
脂肪などに溶けやすいという性質をもっています。
またダイオキシンには、
免疫細胞の活動を抑制するという
報告がされている環境ホルモンです。
また、季節の切り替わりで、
体調にも変化が出ていたそうでした。
なのでこのことを踏まえて、調整をしたら、
右手2本+右ふくらはぎのしびれがなくなった
とおっしゃいました。
ただ、左手の小指のしびれが残っていました。
今回の施術では、自分の仮説として、
右手の小指・薬指・中指と左手の小指のしびれは、
首から小指と薬指にかけて走っている、
尺骨神経からきている?
また環境ホルモンである
ダイオキシンの影響で脳に負担がかかり、
また、性格的に怒りっぽいことや、
20歳代の左心室肥大の影響や、
家族にも心臓の弱い方がいること
また、左の心臓心室から始まった影響が、
心臓から、食道動脈から左右の鎖骨下動脈・
腋窩動脈から両腕の動脈にかけて動脈内の神経を刺激したから
指のしびれが出てきた!?
のではないかと、仮説しております。
また、最初の目的である、
レム睡眠障害の改善に向けて、
次回の施術で、改善するよう努力いたします。
今回はこれまです。
http://www.kootendo.jp/
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