放課後等デイサービス くまさん横浜

放課後等デイサービス くまさん横浜  港南区にある、横浜市指定の知的障害児の通所施設です。小1~高3の子どもたちが、毎日学校帰りに楽しく活動しています(^_^) ※児童の顔写真掲載は事前に保護者の許可を得ております。無断使用はおやめください。

 小学生~高校生の知的障害児童/生徒たちに対し、社会に出るための訓練を行っています。室内外で幅広い活動を行い、ダウン症、自閉症、アスペルガー症候群、アンジェルマン症候群、カブキメーキャップ症候群、ソトス症候群、ADHD、発達障害、学習障害・・・など、重度から軽度まで、多様な幅広い知的障害の子供たちへ療育活動を行っている事業所です。

【ハッピーハロウィン!】 くまさん横浜では今年も「ハロウィンウィーク」を開催しました。 今年もドラキュラやピエロやマリオ、ドラえもんやスティッチの着ぐるみなど、子どもたちがそれぞれカワイイ仮装をしてくまさんのある日野南地区の町内会を回りまし...
02/11/2025

【ハッピーハロウィン!】

くまさん横浜では今年も「ハロウィンウィーク」を開催しました。

 今年もドラキュラやピエロやマリオ、ドラえもんやスティッチの着ぐるみなど、子どもたちがそれぞれカワイイ仮装をしてくまさんのある日野南地区の町内会を回りました。もちろん職員たちも仮装をしマントを羽織ったりして付き添い、楽しい一週間となりました。

 小学生から高校生まで、そして職員も合わせると総勢で30名ほどの大勢で町内会をぞろぞろ仮装で練り歩くと、通りがかりの人が手を振ってくれたり、通りがかりの車がびっくりして一旦停止したりします。今年も地域の皆様にご協力いただき、10月最後の一週間、子どもたちが地域を練り歩きました。

 目的のお宅に到着するとみんなで「トリック・オア・トリート!」と一斉に叫び、お菓子をいただきます。中には仮装をしてお菓子を配っていただける方もいて(笑)、みんなの笑いを誘っていました。

 毎年恒例となっているくまさん横浜のこのハロウィン行事は、子どもたちの「歩行訓練」と「地域交流」を兼ねた行事です。また地域の皆様に、障害ある子どもたちの存在を知っていただく機会でもあります。

くまさん横浜は日頃から地域の皆さまとの交流を心がけており、今年は「敬老の日」に地域の高齢者の方々をお招きしお越しいただいたりもしました。

 今年もハロウインにご協力いただいた下記の皆様には心より御礼申し上げます。

・日野南連合自治会 伊藤様
・日野南地区社会福祉協議会 奥田様、高橋様、田村様
・シブヤエネックス スタシオン鍛冶ヶ谷 由利マネージャー様
・日野南地域ケアプラザ 鶴見様

 地域の皆様、今年も多大なるご協力をありがとうございました! また来年もよろしくお願いいたします!

【鹿に餌をあげてきました!】  先日、くまさん横浜の子どもたちがみんなで、横浜市戸塚区にある相州春日神社を訪れました。この日のお出かけは「鹿さんに餌やり」の活動でした。 相州春日神社は、あの有名な奈良の春日大社の関東別院として知られており、...
26/10/2025

【鹿に餌をあげてきました!】

  先日、くまさん横浜の子どもたちがみんなで、横浜市戸塚区にある相州春日神社を訪れました。この日のお出かけは「鹿さんに餌やり」の活動でした。

 相州春日神社は、あの有名な奈良の春日大社の関東別院として知られており、神聖な雰囲気に包まれた場所です。この神社には鹿苑があり、奈良と同じように鹿が飼育されています。

 子どもたちにとって、鹿という動物は絵本やアニメで目にする機会は多いものの、実際に触れ合える機会はふだんほとんどありません。動物園でもなかなか見られず、ペットとして家庭で飼われることもない鹿は、まさに「知っているけれど、本物を見たことがない」動物の代表格です。この鹿を午後から実際に見に行き、餌をあげる体験をする、という活動です。

 神社に到着すると、まずは鳥居の前で足を止め、手水舎で手を清めることから始めました。神社という場所の意味、参拝の作法を学ぶことも大切な社会体験の一つです。本殿での参拝を終えると、いよいよ子どもたちが心待ちにしていた鹿苑へと向かいました。

 この日は天候も良くなく、みんな奥の鹿舎にいましたが、子どもたちが柵に近づくと、さっそく1、2頭が近寄ってきました。この日は鹿せんべいが販売されておらず、職員が準備した野菜くずなどを柵越しにあげてみました。
 
 面白いことに、こういう時、子どもたちは一人ひとり異なる反応になります。積極的に何度も餌をあげようとする子、最初は恐る恐るでも徐々に距離を縮めていく子、少し離れた場所から観察することを選ぶ子。それぞれのペースで、それぞれの方法で鹿との交流を楽しんでいる姿が印象的でした。

 この時期、オスの鹿は立派な角を持っており、その堂々とした姿に子どもたちだけでなく職員からも驚きの声が上がりました。柵越しではありましたが、鹿の温かい息遣いや優しい目、餌をペロリ食べる時の長い舌など、はじめて体験することばかりで、子どもたちもドキドキしながら餌をあげていました。

 鹿との触れ合いを満喫した後は、歩いてすぐの俣野公園へ移動しました。公園では、ブランコやすべり台、複合遊具など、それぞれが好きな遊具で思い思いに体を動かしたり、鬼ごっこで走り回ったりと、秋の爽やかな空気の中でたくさん体を動かしました。

 たっぷり遊んたら公園のレストハウスで休憩し、持参したおやつを楽しみました。鹿を見て餌をやって、公園でたくさん走った子どもたちは、多くがニコニコと笑顔でおやつを食べていました。

 くまさん横浜では、特に時間に余裕のある土曜日の活動では、「子どもたちの経験の幅を広げる」ことを目的としてお出かけの活動をしています。

 日常生活の中だけでは出会えない動物、訪れることのない場所、体験できない出来事・・・これらに触れ見聞を広げることで、子どもたちの世界は少しずつ広がっていきます。「世の中にはこんな場所があるんだ」「こんな動物がいるんだ」という発見の積み重ねが、子どもたちの成長にとって何よりの財産になると私たちは考えています。

 これから冬に入り寒くなるまでの間、くまさん横浜では土曜日に多くのお出かけイベントが用意されています。子どもたちの人生の1ページに残るような活動を。くまさん横浜では職員たちが今週も色々知恵を絞り「楽しくて役に立つ」活動を行っています。

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【横浜ベイクレーンズの皆さんが遊びに来てくれました!】 先週の土曜日、横浜の社会人アメリカンフットボールチーム「横浜ベイクレーンズ」の選手の皆さんが、くまさん横浜に遊びに来てくれました。 職員も子どもたちも、アメリカンフットボールは正直ふだ...
16/10/2025

【横浜ベイクレーンズの皆さんが遊びに来てくれました!】

 先週の土曜日、横浜の社会人アメリカンフットボールチーム「横浜ベイクレーンズ」の選手の皆さんが、くまさん横浜に遊びに来てくれました。

 職員も子どもたちも、アメリカンフットボールは正直ふだんあまり馴染みがなく、テレビや写真などでしたか見たことがありません。まして本物の選手の方と会うのは初めてです。

 筋肉隆々の大きな体の選手の方が特別なヘルメットや防具などを身に着けている姿は、動画の中から飛び出してきたようなかっこよさでした。そんなお兄さんたちと記念撮影をしたり、そのヘルメットや防具をつけさせてもらったりしました。防具をつけさせていただいた子たちは「おお! よく似合うね!」「かっこいい!」などとほめられていました。

 特に面白かったのは、アーモンド型のアメフトボールでのキャッチボールです。アメフトのボールは「バウンドするとどちらに飛ぶかわからない」という特徴があり、子どもたちが「難しいキャッチボール」の意外性に笑ってしまう場面が何度もありました。

 また男の子たちの何人かは選手の方の胸を借り、突進してぶち当たらせていただきました。が、選手の皆さんはびくともせず笑顔で受け止めていました。また、元気な子どもたちを背中に乗せて腕立て伏せされる選手の方もいて、皆さんの脅威の体力に驚きの声が上がりました。

 実は、横浜ベイクレーンズは社会人チームなので、皆さん昼間はそれぞれ本業をお持ちで、いわゆる「アフター5」で練習をされていらっしゃいます。中にはB型作業所(就労継続支援B型)の職員さんや、サービス管理責任者の資格を持つ選手の方もいらして、意外にも皆さん障害についての予備知識やご理解をお持ちでした。そのため、子どもたち一人ひとりが安心できる形でとても自然に交流してくださいました。

 この日選手の皆さんには、子どもたちと一緒に「傘袋チャンバラ」の活動に参加していただきました。

 ふだんは子ども同士で楽しむ傘袋でのチャンバラですが、この日は特別です。大きな選手の皆さんがニコニコと真剣に(?)傘袋を持って子どもたちと打ち合う姿は、見ているだけでも微笑ましい楽しい時間でした。

 活動の後、みんな一緒におやつタイムとなりました。選手の皆さんも子どもたちと同じテーブルを囲み、和気あいあいとした雰囲気の中でおやつを召し上がっていただきました。子どもたちも一緒に遊んでいただいてすっかり慣れて、言葉の話せない子たちでも、近づいて勝手に膝の上に上がり込んだり(笑)、甘えて背中におんぶしてもらったり、抱っこしてもらったりしてかわいがっていただき、温かな交流の時間が流れました。

 実は、ベイクレーンズの皆さんには、11月に川崎のスタジアムで行われる試合に、くまさんの子どもたちをご招待していただいています(石井監督、ありがとうございます! )。

 多くの子どもたち(と職員)にとって、本物のアメリカンフットボールの試合を観戦する機会は初めてです。ましてこの日、自分たちをかわいがってくれて一緒に遊んだお兄さんたちが、あのかっこいいヘルメットや防具で相手チームと戦う姿を実際に見られるのですから、応援にも熱が入ります。ぜひ当日は、子どもたちと楽しみに意気揚々と見に行きたいと思っています。

 横浜ベイクレーンズの石井監督様、選手の皆様、お忙しい中お時間を作っていただき、ありがとうございました。くまさんの子どもたちをたくさんかわいがっていただき本当にありがとうございます。11月の川崎での試合、子どもたちと一緒に応援席から精一杯応援させていただきます。ぜひスタジアムでがんば ってくださいね!

【いすゞプラザに行きました!】   先日の土曜日、小学生から高校生まで合同で藤沢市の「いすゞプラザ」にお出かけしました。 いすゞプラザは、バスやトラックなどの大型車を製造しているいすゞ自動車株式会社が運営する「車の博物館」です。 単に大きな...
10/10/2025

【いすゞプラザに行きました!】

先日の土曜日、小学生から高校生まで合同で藤沢市の「いすゞプラザ」にお出かけしました。

 いすゞプラザは、バスやトラックなどの大型車を製造しているいすゞ自動車株式会社が運営する「車の博物館」です。

 単に大きな車の実物が展示されているだけではなく、子どもたちの好奇心を刺激する様々な体験型アトラクションが用意されています。

 当日は、沢山の車の運転席でハンドルを動かして運転手気分を味わう子、ミニカーの展示やジオラマ(都市模型)をじっくりと眺めて細部まで観察する子、大好きなバスの座席にゆっくりと座って降車ボタンを何度も「ピンポン」と押して楽しむ子(笑)、車の製造工程のコーナーでパソコンを使ったカラーリングシミュレーションに熱中する子・・・など、まさに十人十色の楽しみ方でした。

 子どもたち、特に男の子たちは「大きな車」が大好きです。

 トラックやバス、自衛隊の特殊車両など、いすゞ社が製造している車は大型車が多く、まさに子どもたちにとっては「あこがれの車」ばかりでした。

 そんな憧れの車たちとたくさん触れ合い、間近で見て、実際に座ることができたことで、多くの子どもたちにたくさんの笑顔が見られました。

 当日はもちろん貸切ではなく、周囲には一般の来館者の皆さんもいらっしゃいました。くまさん横浜の子どもたちは重い知的障害を抱える子が多いため、「列に並んで順番を守る」「静かにして周囲にご迷惑をかけない」などの公共マナーが守れるか、事前に心配もありました。

 しかし今回は、おおぜいのボランティアの皆さんのご協力をいただき、合計16人の子どもたちに職員(ボランティア含む)が1:1で付き添うことができたため、安心して活動を行うことができました。

 子どもたちにとって「お出かけ」は、公共マナーなどの社会性を身につけるだけでなく、見聞を広める絶好の機会でもあります。

  世の中にはまだ自分が知らない素晴らしいものや場所があり、「遊び方・楽しみ方」にも様々な選択肢があります。大人になっていく過程でそうしたことを少しずつ知っていくことも、将来のQOL(=生活の質)を作っていく上でとても重要です。

 障害ゆえに、なかなかご家庭での外出が困難な子どもたちも少なくありません。だからこそ、家庭外の活動でこうした「世界を広げる」ことが、将来の子どもたちの人生を豊かにすることに役立ちます。くまさんでは、子どもたちと一緒に「社会に出る」活動を通じ、一人ひとりの可能性を広げ、新たな発見や喜びに出会える機会を提供しています。

今回、くまさん横浜の子どもたちをあたたかく受け入れていただいた、いすゞプラザの皆様、ご協力いただいた北里大学のボランティアサークル「あしたぼの会」の皆様、他の高校生からシニアまでのボランティアの皆様にも、心より感謝申し上げます。皆様ありがとうございました!

【オーガニックワッフルを調理しました!】 このたび、薬糧開発株式会社様より、大変貴重なオーガニックのバニラワッフルをご寄付いただきました。こちらは、EUのオーガニック認証を取得した完全無農薬・有機栽培の材料を使用し、ベルギーから直輸入された...
08/10/2025

【オーガニックワッフルを調理しました!】

 このたび、薬糧開発株式会社様より、大変貴重なオーガニックのバニラワッフルをご寄付いただきました。こちらは、EUのオーガニック認証を取得した完全無農薬・有機栽培の材料を使用し、ベルギーから直輸入された、たいへん高品質なお菓子です。

 薬糧開発様は、オーガニック食品の製造を手がけられている企業様で、日頃よりくまさんにお菓子や文具類などの温かいご支援をいただいています。今回も大変たくさんのお菓子を頂戴し、一部のチョコレート類につきましては、くまさんでの「お抹茶体験」活動の際の「お茶請け」として使わせていただきました。

 今回、このバニラワッフルは、秋の調理活動の貴重な材料となりました。くまさんでは「調理」も重要な訓練活動の一環として位置づけており、ワッフルは加工しやすい絶好の教材です。

 小学生のクラスでは、ワッフルを少量の牛乳に浸してから、子どもたちがホットプレートでこんがりと焼き上げました。仕上げに粉糖やチョコソースをかけることでさらにおいしくなり、子どもたちが調理の楽しさを存分に味わうことができました。

 中高生のクラスでは、より高度なデコレーションに挑戦いたしました。ワッフルの上にアイスクリームを丁寧に盛り付け、チョコスプレーで美しく装飾することで、見た目にも楽しいおやつを完成させました。

 どちらのクラスでも、子どもたちは完成したワッフルを目を輝かせながら頬張り、あっという間にお腹に収まりました(笑)。

 くまさん横浜では「調理活動」は隔週に行われています。これは障害の重い子たちにとって身近な「食」を通じ、生活動作の訓練がたくさん行えるからです。

 子どもたちは刃物や熱といった「危険」に注意しながら、人と協力したり、役割を担ったりしなからひとつの料理を完成させる、という社会性の基礎を訓練します。そして完成の喜びを舌でダイレクトに味わうことで、強い印象と記憶を持ち、ご家庭でそれを再現していくきっかけを作ります。

 薬糧開発様の川口様、川地様、そして田代様、いつもこのような貴重な食材をご提供いただき、誠にありがとうございます。子どもたちと職員を代表し、心より御礼申し上げます。ごちそうさまでした!

【避難訓練を実施しました】 くまさんでは、年に2回(3月と9月)定期的な避難訓練を行っています。この秋はすべての児童が参加できるように、1週間の間毎日実施いたしました。そして最終日の土曜日には「実際に地域の避難場所(防災拠点)まで歩く」訓練...
06/10/2025

【避難訓練を実施しました】

 くまさんでは、年に2回(3月と9月)定期的な避難訓練を行っています。この秋はすべての児童が参加できるように、1週間の間毎日実施いたしました。そして最終日の土曜日には「実際に地域の避難場所(防災拠点)まで歩く」訓練も行いました。

 訓練ではまず最初に 訓練開始の合図として「緊急地震速報」の音がいきなり室内に鳴り響きます。

 職員たちがただちに「地震です! 玄関のドア開けて!」「子供たちは机の下にもぐって!」などの指示を矢継ぎ早に出していきます。

 くまさん横浜は重度・最重度の知的障害の子が多く、言葉が理解できないため、職員たちが手を取って子どもたちの頭部を近くの机の下に入れていきます。
 
 この訓練では「あの音がしたら近くの物陰に頭を入れてじっとし、頭部を保護する」動作を身に付ける目的で、何回もこれを繰り返します。

 そして今回は「その後、火災が発生した」想定で、職員たちが消火器で「初期消火」に向かいました。また一部の子供たちにも、実際の消火器を持ってその姿勢を取ってもらいました。

その後「火が消しきれず」避難開始の指示が出されました。
 
 くまさん横浜はビルの3階にあるため、職員が一人ひとりの子どもたちに靴を履かせ、手をつないで安全に1階まで降りました。そして全員の点呼を取って無事の脱出を確認したら、避難開始です。

 地域の「防災拠点」である日野南小学校までみんなで歩きました。住宅街のため、途中、何度も車とすれ違う場面があり、職員は子どもたちと手をしっかりつなぎ、途中車が通ると声を掛け合いながら避難していきます。約6分後、無事に日野南小学校の裏門に到着することができました。

 そして帰りは、避難訓練を頑張った子どもたちへの「ごほうび」として、帰り道にある「日野町原第一公園」に立ち寄りました。約1時間の自由時間を設け、ブランコや滑り台をしたり、野球をやったり、公園内の小高い丘を探検したり・・・と、子どもたちは職員たちと一緒に思い思いに遊びを楽しみました。

 実はこちらの公園は「いっとき避難場所」にも指定されており、遊びながら避難場所を覚えてもらう良い機会にもなりました。

くまさん横浜では、年2回避難訓練を定期的に実施していますが、「忘れた頃に」行って回数を重ねることで、子どもたちだけでなく職員にも適切な避難行動を身につけてもらえるよう考えています。一人ひとりの子供の発達段階や特性に応じた緊急対応は、咄嗟の判断となるので難しいことも多いのですが、繰り返して技術を身に着けたいと考えています。

【「横浜人形の家」に見学に行きました】 先日、くまさん横浜では横浜市中区にある「横浜人形の家」にみんなで見学に行きました。 こちらは、1万点以上の人形がある人形専門の博物館です。文化財価値の高い江戸時代の古い雛人形から「こけし」「バービー人...
27/09/2025

【「横浜人形の家」に見学に行きました】

 先日、くまさん横浜では横浜市中区にある「横浜人形の家」にみんなで見学に行きました。

 こちらは、1万点以上の人形がある人形専門の博物館です。文化財価値の高い江戸時代の古い雛人形から「こけし」「バービー人形」「リカちゃん人形」「シルバニア・ファミリー」のような現代の人形、さらに西洋の人形等までいろいろな珍しい人形がたくさん展示されていました。

 当日はあいにくの空模様でしたが、子どもたちは元気よく館内に入り、展示されている人形を眺めて過ごしました。古い人形・新しい人形、大きな人形やミニチュアの人形・・・などさまざまなものがあり、ショーケース越しにまじまじと見つめていました。

 くまさん横浜では知的障害が重い子が多いため、一般の子どもたちのように「歴史的・文化的背景に関心をよせる」ということはなかなか難しく、ふだんは「博物館」などの見学はあまり行いません。しかしこの日は、館内に静かに展示されている人形たちに惹きつけられたのか、子どもたちも展示物に見入っている子が多かったように思います。

 子どもたちも「静かに見学する」「順番を守る」「みんなで一緒に行動する」といった「公共の場」でのマナーを学び、他の一般の方々への配慮を実践するなど「社会性」を育成する訓練活動となりました。

 くまさん横浜ではこうした「ふだんご家庭でなかなか行かないところ」「ご家庭でなかなかできない集団の活動」などを日中活動で行います。それは、子どもたちが将来社会で生きていくのに最も重要なことは「他の人と一緒にいられること=社会性の獲得」と考えているからです。

 こうしたことを子供のうちからたくさん練習することで、子どもたちが将来大人になった時に少しでも「生きやすく」なれること-くまさんでは、こうしたことを念頭に日々の活動を行っています。

【日野南地区社会福祉協議会の皆様と「敬老の日」イベントを行いました!】 先週は「敬老の日」の週でした。くまさん横浜でも、日頃からお世話になっている地域の社会福祉協議会から3名の方々をお迎えし、子どもたちと一緒に素敵な時間を過ごさせていただき...
23/09/2025

【日野南地区社会福祉協議会の皆様と「敬老の日」イベントを行いました!】

 先週は「敬老の日」の週でした。くまさん横浜でも、日頃からお世話になっている地域の社会福祉協議会から3名の方々をお迎えし、子どもたちと一緒に素敵な時間を過ごさせていただきました。

 同協議会は日頃からくまさんのある日野南地域で活動されており、日頃から私たちの活動も温かく見守っていただいています。時にくまさんに雑巾や庭の花の苗木などをご寄付いただいたりもしております。

 子どもたちにとって地域の皆さんは「家庭」でもなく「学校」でもなく「くまさん」でもない「第四の大人」。ふだんはなかなか交流することのない皆様方との貴重なふれあいの機会となりました。

 当日は、小学生の子どもたちが専門課題や工作などをやる姿をご覧いただきました。また、おやつを一緒に召し上がっていただいたり、はじめの会や終わりの会にも子どもたちと一緒にご参加いただきました。

 さすが「子育て」のご経験豊富な人生の先輩方で、子どもたちが奇声を発したり走り回ったりしても、動じることなく、温かな笑顔で見守っていただいていました。
 
 そして工作の時間には、みんなで色紙や折り紙で、お手製のメダルを作り、プレゼントとして差し上げました。子どもたちがお一人お一人の首にかけさせていただくと、皆さまも笑顔で拍手していただきました。
 
 短い時間ではありましたが、施設長が施設内を案内させていただき、この日は地区社協の皆様にとっても、くまさん横浜を知っていただく良い機会になりました。 
  
 くまさん横浜は、地域の方々との交流や連携を大切にしています。それは、子どもたちは学校を卒業したあとも、ずっとこの地域で暮らしていくからです。特に障害ある子どもたちは、いろいろな意味で、大人になっても地域の方々に支えられて生きていくことになります。

 またくまさんの子どもたちはふだんから、地域の公園で遊んだり、住宅街を歩行訓練したり、地域のお店にお買い物に行ったり・・・と、地域との関わりを持つ活動を行っています。

 今回のような交流イベントを通じ、お互いが「顔の見える距離」で、障害を超えた温かなつながりと連携が深まると良いなと思っております。

 日野南地区社協の奥田様、上野様、高橋様、皆様お忙しい中お時間をいただき、本当にありがとうございました。子どもたちにとって、また私たち職員にとっても、心に残る素晴らしい一日となりました。
 
 来月もハロウィンでまた皆様のお宅にお邪魔します! よろしくお願いいたします!!

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【ちょっと変わった避難訓練】 9月は防災の月。くまさん横浜では、毎年3月と9月の「大震災の月」に児童たちが避難訓練を行います。この9月は、来週から実際の避難経路を歩いて地域の防災拠点や「いっとき避難場所」に行く訓練を行いますが、それに先立ち...
16/09/2025

【ちょっと変わった避難訓練】

 9月は防災の月。くまさん横浜では、毎年3月と9月の「大震災の月」に児童たちが避難訓練を行います。

この9月は、来週から実際の避難経路を歩いて地域の防災拠点や「いっとき避難場所」に行く訓練を行いますが、それに先立ち先週末に「避難所生活訓練」というちょっと変わった訓練を行いました。

 これは簡易トイレを使ったり、非常食を食べたりして、模擬的に避難所での不便な生活を擬似的に体験する活動です。

 まずは「簡易トイレ」です。段ボール製の簡易トイレにビニール袋をはめ、そこにお尻を乗せて座ってみます。「地震のときはこれでトイレするんだよ」と言われても、何のことかわからない子が大半ではありますが、先生に言われて何となくちょこんと座ってくれました。

 中高生になると、その中に用を足したあとで「凝固剤」をフリフリできる子もいました。 そして用足し(のマネ)が済んだら、ビニールを自分で縛ってゴミ箱に持っていくところまでが一連の作業です。中には嫌がって座れない小学生もいましたが、みんな先生に手を添えられながら頑張りました。

 その後、おやつは「火を使わない調理」の体験です。

 「アルファ米」というお湯だけでご飯が出来上がる乾燥米のパックに、それぞれポットのお湯を注ぎます。30分ほどしてでき上がったらそこに「塩昆布」「ゆかり」などを入れて混ぜご飯を作りました。それをラップで手にとってニギニギとおにぎりを作ります。

 そして並行してサラダも作りました。 レタスや人参などをちぎってビニール袋に入れ、そこにコーンやシーチキンの缶詰を入れます。上からマヨネーズを入れて袋をモミモミしたら「即席サラダ」の出来上がりです。

 こうしてこの日は調理器具などを使わないおやつを作り、それをみんなで食べるおやつとなりました。なかなかみんな神妙な面持ちでいつもとは違うおやつを味わっていました。

 もちろん、くまさんでこうしたことを一度やるだけで震災への対応が身につくわけではありません。が、何度も何度も毎年繰り返すことで、少しでも震災時への「非日常」の対応に慣れてくれればいいなと考えています。

【「スコップコロッケ」を作りました!】   今週、くまさん横浜の小学生たちは調理活動を行いました。「ハヤシライス」「ひじきの混ぜご飯」などいくつかのメニューを作りましたが「スコップコロッケ」というちょっと変わった、油を使わない「揚げないコロ...
12/09/2025

【「スコップコロッケ」を作りました!】

今週、くまさん横浜の小学生たちは調理活動を行いました。「ハヤシライス」「ひじきの混ぜご飯」などいくつかのメニューを作りましたが「スコップコロッケ」というちょっと変わった、油を使わない「揚げないコロッケ」もみんなで作りました。

 くまさん横浜では、小学生から高校生まで毎月隔週で「調理活動」を行っています。これには理由があり、10年ほど実際にやってみて、特に重い自閉症児にとってさまざまなよい効果が感じられるためです。

 もちろん障害の重い/軽いがあるため、すべての子がすべてのことはできないのですが、それでも職員のサポートを受けながら、調理プロセスの中で何か「自分にできること」を必ずやってもらっています。

 コロッケづくりでは、じゃがいもを潰し、炒めたひき肉と混ぜたあと、大きな深皿に入れます。またパン粉を炒めきつね色にしたらその上に敷き詰めます。それをすくって一つずつお皿に取り、とんかつソースをかけたらできあがりです。

 お母様方にお聞きしたらみんなコロッケは好きな子が多く、残す子がほとんどおらず毎日「完売御礼」となりました。

 「食べること」は一生のことです。「お友達と一緒に自分の手で作ったものを、その一緒に作ったお友達といっしょに食べる」経験を重ねることによって、子どもたちは単に「お手伝い」「調理技術」だけでなく「他者」を意識し、チームの中での「役割」や「責任感」といったことを感じ始めます。

 こうしたことは一度では身につかないのですが、それでも毎月毎月繰り返し練習することで、こうした「社会性」の獲得の最初の段階を楽しみながら身につけることができます。

 またくまさん横浜の調理活動では、しばしば面白いことが起こります。それは「食べられるものが増えていく」ことです。やはり自分の作ったもの、お友達と作ったものは格別なのでしょうか、家では吐き出したり学校給食では食べないものでも、くまさんの調理活動で食べられるようになる、ということはよくあることで、保護者からは「くまさんマジック」と呼ばれています(笑)

 障害を持つ子どもたちは、実際には「台所の作業」を手伝わせて貰える機会はなかなか少ないです。だからこそ、くまさんでは「食べ物が作られていくプロセス」を、実際に自分の手をかけながら体験していく食育の機会を多く提供しています。

 今回のコロッケには、実は、港南区の葛西康介様(一般社団法人トリアプローチ代表理事)からご寄付いただいた、美味しい長野産のじゃがいもとズッキーニをありがたく使わせていただきました。葛西様、いただいたお野菜は子どもたちの胃袋にすべて収まりました(笑)。ごちそうさまでした!

【横浜雙葉・茶道部と薬糧開発様との「お点前体験」!】 先日、くまさん横浜では小学生から中学生まで合同で「お点前体験」を行いました。こちらは、中区山手にある、横浜雙葉中高校の茶道部のみなさんが「出張お点前」にいらしていただき、実際に抹茶茶碗で...
03/09/2025

【横浜雙葉・茶道部と薬糧開発様との「お点前体験」!】

 先日、くまさん横浜では小学生から中学生まで合同で「お点前体験」を行いました。こちらは、中区山手にある、横浜雙葉中高校の茶道部のみなさんが「出張お点前」にいらしていただき、実際に抹茶茶碗で抹茶を飲む、という活動です。

 同校は定期的にくまさん横浜にボランティアに来ていただくなど日頃から交流あるご縁の深い学校です。昨年まではくまさん横浜の「夏祭り」の中に「抹茶体験コーナー」を出していただいていました。が、今年は一日別に日程を取ってわざわざ「抹茶の体験」の日を作っていただきました。

 当日は顧問の篠崎先生はじめ11名の同校茶道部員の皆さんにお越しいただきました。

 茶道部の皆さんが、各テーブルに分かれてくまさんの子どもたちと一緒にお座りいただき、抹茶の点て方や飲み方などを、一人一人が手を添えて教えていただきました。ただお抹茶を飲むだけではなく、くまさんの子どもたちに茶筅を持たせてもらい、「自分がお茶を点てる」体験もさせていただきました。

 またお抹茶と言えばお菓子です。当日のお菓子を、薬療開発株式会社様がたくさんご寄付いただきました。こちらはいつもの同社の高級菓子で、チョコレートやワッフルの原材料の砂糖や小麦なども無農薬・有機栽培で作られたというオーガニック認証のお菓子です。

 なんと板チョコ一枚が2000円もする最高級品なのですが(!)「どうせ食べるなら子どもたちの体に良いものを」と、このお点前体験会の時刻に合わせ、当日午後にわざわざ車でたくさん運んできていただきました。

 くまさんの子どもたちの中でも「生まれて初めて抹茶を飲んだ」子もいて、大きな抹茶茶碗を手にとって不思議そうに眺めてみたり、苦いお抹茶にうえーとなる子もいましたが、意外にグビグビ飲む子もいて(笑)、おかわりが相次ぎ、温かい時間が流れました。

 知的障害を持つ子どもが「抹茶を点てる」「お抹茶を飲む」という機会は、ふだんなかなかありません。当日はお作法としては略式でしたが、子どもたちの状況に合わせいろいろな調整をしていただき、こうした日本の伝統文化に触れる体験をすることができました。

 横浜雙葉中高校・茶道部の皆さん方、顧問の篠崎先生、素晴らしい体験の機会を本当にありがとうございました。またぜひ総合学習の授業やボランティア活動などで、横浜雙葉のみなさんがくまさんにお越しいただけることをお待ちしております。

 また薬糧開発株式会社の川口様、川地様、いつも最高級のオーガニック菓子をくまさん横浜の子どもたちのためにご寄付いただき、本当にありがとうございます。当日は横浜雙葉茶道部の皆さんにも一部お持ち帰りいただきましたが、くまさんの子どもたちのご家庭にも配らせていただきました。「体に良いおやつ」のご提供に心より感謝いたします!

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住所

港南区日野南6-14-10 ツバサビル3F
Yokohama, Kanagawa
234-0055

営業時間

月曜日 10:00 - 19:00
火曜日 10:00 - 19:00
水曜日 10:00 - 19:00
木曜日 10:00 - 19:00
金曜日 10:00 - 19:00
土曜日 10:00 - 19:00

電話番号

+81453494713

アラート

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Our Story

 小学生~高校生の知的障害児童/生徒たちに対し、社会に出るための訓練を行っています。室内外で幅広い活動を行い、ダウン症、自閉症、アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム症)、アンジェルマン症候群、カブキメーキャップ症候群、ソトス症候群、プラダーウイリー症候群、ADHD(注意多動欠陥障害、発達障害、学習障害・・・など、重度から軽度まで、多様な幅広い知的障害の子供たちへ療育活動を行っている事業所です。