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Vortex vein anastomosis in CSC is a good guy or a bad guy? We do not yet know the answer, but our data may provide some ...
03/08/2025

Vortex vein anastomosis in CSC is a good guy or a bad guy? We do not yet know the answer, but our data may provide some clues. Please take a look!
大学院生の宮良安宣先生の論文がOphthalmology Scienceに掲載されました。CSCのメルクマールである脈絡膜血管透過性亢進と渦静脈吻合との関係を詳細に観察した論文で、疾患メカニズムを考える上で重要な知見だと思います。筆頭著者の宮良先生はまだ眼科医5年目ですが、既に複数の学会賞を受賞するなど、今後益々の活躍が期待される先生です。是非ご一読下さい。

To investigate the association between choroidal vascular hyperpermeability (CVH) and vortex vein anastomoses in the macula of patients with central serous chorioretinopathy (CSC).

【沖縄県甲状腺眼症研究会】日時:2025年8月6日(水)19:00〜19:45形式:ハイブリッド形式   (会場 沖縄ハーバービューホテル 金鶏)座長 古泉 英貴先生(琉球大学大学院医学研究科 眼科学講座 教授)演者 大山 泰司先生(那覇市...
01/08/2025

【沖縄県甲状腺眼症研究会】
日時:2025年8月6日(水)19:00〜19:45
形式:ハイブリッド形式
   (会場 沖縄ハーバービューホテル 金鶏)

座長 古泉 英貴先生(琉球大学大学院医学研究科 眼科学講座 教授)

演者 大山 泰司先生(那覇市立病院 眼科・眼形成眼窩外科 科長)

「ぶっちゃけどうなの!?テッペーザ」

主催:アムジェン株式会社

【第27回沖縄眼疾患フォーラム 参加報告】 2025年7月26日に沖縄眼疾患フォーラムが開催されました。演者は秋田大学より岩瀬剛教授を、福井大学より稲谷大教授をお呼びしてご講演いただきました。岩瀬教授からは『糖尿病網膜症の治療戦略:硝子体手...
29/07/2025

【第27回沖縄眼疾患フォーラム 参加報告】

 2025年7月26日に沖縄眼疾患フォーラムが開催されました。演者は秋田大学より岩瀬剛教授を、福井大学より稲谷大教授をお呼びしてご講演いただきました。岩瀬教授からは『糖尿病網膜症の治療戦略:硝子体手術と網膜光凝固の役割を再考する』、稲谷教授からは『[ゆっくり解説] 緑内障点眼薬2025』という興味深い演題でご講演いただきました。
 まず岩瀬教授からは、糖尿病黄斑浮腫における治療から始まり、増殖性変化を伴った難症例の外科的治療、そしてその後にLSFGやAO-OCTを用いた研究結果をお示しいただき、網膜光凝固が網膜・脈絡膜血流に及ぼす影響を詳細に解説いただきました。増殖性変化の強い難症例も手術時におけるポイントを提示しながら解説いただき、ほとんどの症例は片手だけでも25G硝子体カッターを用いて増殖膜処理が可能なことをお示しいただき、感銘を受けました。手術においては経験や慣れによる部分もあると思いますが、一つ一つの手技における基本的なポイントを押さえて臨むことで、より成長できる可能性があるのではないかと考えさせられました。明日以降の手術に関しても改めて自身の手技や考え方を見直したい、と思うきっかけになりました。
 次に稲谷教授からは、現在の緑内障点眼のトレンドや新規薬剤のお話、深層学習を用いた福井大学での研究結果、点眼による眼球後極部への薬剤移行など興味深いお話をしていただきました。今後、新規薬剤が使用可能となり、緑内障点眼薬の選択肢が増えることで、外科的治療に至るまでの時間を延ばすことができれば、緑内障患者さんにとって福音となるだろうという期待を抱きました。また深層学習における研究では、深層学習を用いて緑内障点眼をしている眼としていない眼を判別させる試みがなされていました。深層学習モデルと福井大学の緑内障グループの先生方で勝負されていましたが、深層学習モデルに軍配が上がったとのことです。今後更に研究が進み、具体的にどこを注目して診察すれば良いのか、に興味が湧きました。最後に薬剤を用いた眼球後極部への薬剤移行については、ラット眼に点眼を行いPET-MRIでその経過を撮影されたデータを示され、薬物投与経路における新たな可能性に関して解説いただきました。
 お忙しい中、そして台風接近で天候も悪い中でしたが、貴重な講演をしてくださった岩瀬教授、稲谷教授、会のサポートを頂いた千寿製薬の皆様に心より感謝申し上げます。今回の講演を通じて、日々の診療を見直す機会となりました。私自身は緑内障を専門としておりますが、硝子体手術併用でのロングチューブシャント手術などをしますし、血管新生緑内障に関しても対応しておりますので、この講演で得た学びを日常診療に反映し、患者さんに還元していきたいと考えさせられました。また深層学習モデルの結果を受け、もう少し詳細に診察を頑張らなければ、とも思いました。(澤口翔太)

【第41回日本眼循環学会参加報告】 2025年7月19日(金)・20日(土)の2日間、兵庫県神戸市の神戸ファッションマートにて開催された第41回日本眼循環学会に現地参加させていただきました。本学会は眼循環に関する基礎から臨床までの幅広い研究...
28/07/2025

【第41回日本眼循環学会参加報告】

 2025年7月19日(金)・20日(土)の2日間、兵庫県神戸市の神戸ファッションマートにて開催された第41回日本眼循環学会に現地参加させていただきました。本学会は眼循環に関する基礎から臨床までの幅広い研究が発表され、活発な発表・質疑応答が行われた非常に有意義な学会でした。本学会において、琉球大学病院からは古泉英貴教授が「PULSAR延長試験:新生血管型加齢黄斑変性患者におけるアフリベルセプト8mgの156週成績」という演題を、今永直也先生が「偏光感受型光干渉断層計を用いた中心性漿液性脈絡網膜症における強膜複屈折の検討」という演題を、私宮良は「Type 3黄斑部新生血管に対するラニビズマブバイオシミラーへの切替効果」という演題を発表しました。最近は脈絡膜血管吻合についての発表を多くしていたのですが、今回は日々診療にあたっている加齢黄斑変性についてのデータをまとめ、学会という場で発信することができ、大変貴重な経験となりました。本学会では多数の先生方によるご講演があり、いずれも非常に興味深い内容でしたが、なかでも特に印象に残ったのが招待講演として行われたDr. Amani Fawzi(Northwestern University)による糖尿病網膜症に関するご講演です。ご自身がどのように研究テーマを構築し、成果を積み上げてこられたかという内容は非常に説得力があり、研究者としての姿勢に強く感銘を受けました。また、脈絡膜に関するセッションでは、「厚い脈絡膜」に加え、「薄い脈絡膜」に関する議論も活発に行われており、疾患理解の深化と今後の研究の方向性を考えるうえでも非常に示唆に富む内容でした。眼科の医師だけでなく、内科の医師も議論に参加されており、別の視点からの意見も聞くことができました。学会の懇親会では、他大学の先生方との交流を通じて、さまざまな視点や取り組みについて伺うことができ、大変刺激を受けました。

 本学会の参加は、研究活動や臨床への意欲をより一層高める貴重な機会となりました。本学会を通して得られた知見や気づきは、日々の診療や研究活動に活かせるものであり、今後もこのような学会に積極的に参加していきたいと感じました。

 最後になりますが、本学会を主催された五味文教授をはじめとした関係者の皆様、運営に携わったすべての方々に厚く御礼を申し上げます。(宮良安宣)

https://ganka.skr.u-ryukyu.ac.jp/post-2867/

【Otsuka Ophthalmology Web Seminar in Okinawa 開催報告】 2025年7月17日、「Otsuka Ophthalmology Web Seminar in Okinawa」がオンラインにて開催され、...
22/07/2025

【Otsuka Ophthalmology Web Seminar in Okinawa 開催報告】
 2025年7月17日、「Otsuka Ophthalmology Web Seminar in Okinawa」がオンラインにて開催され、参加させていただきましたので、ご報告申し上げます。
 今回は、お二人の先生にご講演いただきました。
 まず、グレース眼科クリニック院長・内藤知子先生からは、「アイモvifa」「Glauvas」「プリザーフロー®マイクロシャント」といった最新の医療機器について、実際の症例を交えながらご解説いただきました。アイモvifaは検査時間が短く、患者さんの負担を軽減し、集中力が持続して検査精度が向上するほか、閉所恐怖症の方にも適している点が特徴です。今後、HFAで精度の低い症例や新規の症例においては、積極的に活用していきたいと感じました。また、Glauvas(ニデックOCT)は、国内最高速レベルのOCTカメラを搭載しており、眼軸長補正機能やDeep Learningを用いたセグメンテーション機能においても優れているとのことでした。プリザーフロー®マイクロシャントについては、従来の濾過手術と比較して術後管理が容易で重篤な合併症が少なく、MIGSと濾過手術の中間を担う治療選択肢の1つとして注目されているとのことで、手術のタイミングを逃さないよう心掛けたいと思いました。
 続いて、高知大学医学部眼科学講座 准教授・福田憲先生からは、「眼科医にも診れる!”顔”所見からわかる”眼”疾患」と題したご講演をいただきました。初めはタイトルの意図が分かりにくかったのですが、結膜炎や虹彩炎の鑑別において、眼瞼や額、鼻の皮疹を見逃さないことの重要性から始まり、神経症状を伴うred eyeの鑑別において聴診がCCFの診断につながった症例や、多彩な全身症状と眼所見の寛解・増悪を繰り返す症例で、耳介の視診で腫脹が確認された場合は再発性多発軟骨炎の可能性を疑うべきといったお話まで、今までにない視点からのご講演で大変興味深く拝聴いたしました。再発性多発軟骨炎は強膜炎のイメージが強かったのですが、実際には外眼筋麻痺や視神経症、網膜症など、さまざまな眼所見を呈する可能性があり、見逃されている可能性もあるとのご指摘は非常に印象的でした。ともすると、問診をそこそこにしてすぐにスリットランプでの診察に移りがちでしたが、基本に立ち返り、問診や視診を大切にすることの重要性を改めて実感いたしました。
 お二人とも大変わかりやすく、明日からの診療にすぐに活かせる内容であり、有意義な時間を過ごすことができました。今後の臨床に活かしてまいりたいと思います。
 ご多忙の中ご講演いただいた先生方、そして本セミナーを企画・運営いただいた大塚製薬株式会社の皆様に、心より御礼申し上げます。(金城真希子)

【APRIS 2025 参加報告】2025年7月4日~5日に韓国・ソウルで開催されたAsia Pacific Retinal Imaging Society (APRIS) 2025にてinvited lectureを行いました。APRIS...
22/07/2025

【APRIS 2025 参加報告】
2025年7月4日~5日に韓国・ソウルで開催されたAsia Pacific Retinal Imaging Society (APRIS) 2025にてinvited lectureを行いました。APRISは私の以前からの友人でもあるKyung Hee UniversityのSeung Young Yu教授が中心となり運営されている会で、世界中から一流の網膜研究者を集めて毎年行われており、光栄にも昨年に引き続きご招待頂きました。非常にレベルの高い研究発表とディスカッションが行われ、現在私がorganizing commitee memberをさせて頂いている日本のFujiRETINAの運営においても参考になることが多くあり、今後に是非活かしていきたいと思います。(古泉英貴)

【第27回沖縄眼疾患フォーラム(生涯教育事業認定)】日時:令和7年7月26日(土)18:00〜20:00会場:沖縄ハーバービューホテル 金鶏の間会費:1000円座長:琉球大学大学院医学研究科医学専攻眼科学講座 教授 古泉 英貴 先生特別講演...
18/07/2025

【第27回沖縄眼疾患フォーラム(生涯教育事業認定)】
日時:令和7年7月26日(土)18:00〜20:00
会場:沖縄ハーバービューホテル 金鶏の間
会費:1000円

座長:琉球大学大学院医学研究科医学専攻眼科学講座 教授 古泉 英貴 先生

特別講演Ⅰ 18:00~19:00
『 糖尿病網膜症の治療戦略:硝子体手術と網膜光凝固の役割を再考する 』
秋田大学大学院医学系研究科医学専攻 病態制御医学系眼科学講座
教授 岩瀬 剛 先生

特別講演Ⅱ 19:00~20:00
『 [ゆっくり解説]緑内障点眼薬2025 』
福井大学医学部眼科学教室 教授 稲谷 大 先生

共 催 沖縄眼疾患フォーラム/千寿製薬株式会社

なお、今後の講演会開催予定は琉大眼科HPをご覧下さい。
http://ganka.skr.u-ryukyu.ac.jp/lecture

【2025年琉大眼科アカデミックセミナー(医局説明会)開催報告】 2024年7月12日にJR九州ホテルブラッサム那覇にて琉大眼科アカデミックセミナー(医局説明会)が開催されました。本セミナーは琉大眼科入局志望者、また眼科に興味のある学生・研...
14/07/2025

【2025年琉大眼科アカデミックセミナー(医局説明会)開催報告】

 2024年7月12日にJR九州ホテルブラッサム那覇にて琉大眼科アカデミックセミナー(医局説明会)が開催されました。本セミナーは琉大眼科入局志望者、また眼科に興味のある学生・研修医に向けて毎年開催している、医局が最も力を入れているセミナーの1つです。今年は30人以上の学生・研修医の先生方が参加してくださり、例年以上に盛況な会となりました。
 今回のセミナーでは、5人の先生方が琉球大学眼科の特徴や魅力についてご講演いただきました。専攻医の古謝先生・赤嶺先生、専攻医かつ大学院生である宮良、医局長の力石先生、古泉教授と、いろんな立場の先生からの講演を拝聴することができました。古謝先生・赤嶺先生からは、専攻医としての働きや他科から眼科への転科経験について、私宮良からは専門診療・研究への取り組み、力石先生からは琉大眼科の特徴、古泉先生からは琉球大学眼科としての将来像についてご講演いただきました。それぞれとても刺激を受ける内容でした。そして眼科という診療科だけでなく琉大眼科の魅力が参加者の皆さんに伝わるような講演でした。
 セミナー終了後には、毎年恒例の懇親会が開催され、参加者の皆さんと医局員が和やかな雰囲気の中で交流を深めました。日常診療の場ではゆっくりお話しする機会が少ない学生・研修医の皆様とも、美味しい食事を囲みながら、じっくりとお話しすることができました。
 懇親会の途中では、恒例となりつつある照屋先生の進行による自己紹介タイムも設けられ、参加者の皆さまから一言ずつ挨拶をいただきました。入局を真剣に検討されているという声や、眼科を第一志望として考えているというお話もあり、医局員一同大変嬉しく思いました。
 懇親会の時間はあっという間に過ぎましたが、話し足りない方々とはその後の二次会の場でもさらに交流を深めることができました。中には古泉教授と直接お話できたことを大変喜ばれていた参加者の方もいらっしゃいました。
 今回のセミナーおよび懇親会を通して、眼科診療・眼科学の奥深さやおもしろさ、そして琉球大学眼科の雰囲気がしっかりと伝わる、大変有意義な会になったと感じております。学生・研修医の皆様の積極的なご参加に加え、医局員の先生方にも多大なるご協力をいただきました。また、準備段階から秘書の皆様にも大変お世話になりました。ご講演いただいた先生方、そしてセミナー企画にあたり細やかに配慮くださった古泉教授にも心より感謝申し上げます。(宮良安宣)

【Otsuka Ophthalmology Web Seminar in Okinawa】日時:2025年 7月 17日 (木) 18:30-20:00形式:オンライン開催会場より配信座長 琉球大学大学院医学研究科 医学専攻眼科学講座 教授...
10/07/2025

【Otsuka Ophthalmology Web Seminar in Okinawa】
日時:2025年 7月 17日 (木) 18:30-20:00
形式:オンライン開催会場より配信

座長 琉球大学大学院医学研究科 医学専攻眼科学講座 教授 古泉 英貴 先生

特別講演Ⅰ 18:30-19:15
グレース眼科クリニック 院長 内藤 知子 先生
「マイチョイス! グレース眼科で導入・検証した実践ツールたち 2025 」

特別講演Ⅱ 19:15-20:00
高知大学 医学部 眼科学講座 准教授 福田 憲 先生
「眼科医にも診れる!“顔”所見からわかる“眼”疾患」

主催:大塚製薬株式会社

【2025年 琉大眼科Academic Seminarのご案内】診療、研究、研修内容など、現在の琉大眼科の活動について広くご紹介する、琉大眼科 Academic Seminarを今年も開催いたします。眼科に興味をお持ちの医学部5年生、6年生...
09/07/2025

【2025年 琉大眼科Academic Seminarのご案内】

診療、研究、研修内容など、現在の琉大眼科の活動について広くご紹介する、琉大眼科 Academic Seminarを今年も開催いたします。
眼科に興味をお持ちの医学部5年生、6年生、初期研修医の皆様、多くの方々の御参加を心よりお待ちしています!
大変恐縮ですが、今年度は先着30名参加の予定とさせて頂きます。

参加者皆様ひとりひとりと交流し、眼科の魅力をたくさん知って頂けるようなアカデミックセミナーを企画しております。
眼科に興味をお持ちの方は、是非お早めのお申込みをお待ちしております。
若手医師、医局長、教授の各立場で、琉大眼科医局の実際から眼科学の未来まで、ここでしか聞けないお話が聞ける、またとないチャンスです。

眼科に興味をお持ちの先生方にとって、今後の進路を決める上でもとても参考になることと思います。
詳細は下記の案内ポスターをご覧下さい。
是非、カレンダーにマークをして、足をお運び頂けますと嬉しいです。
講演会の後は、同ホテル1階のステーキハウス&バーにて、懇親会も予定しております。

医学部・大学病院・県内病院の掲示板にも添付の案内ポスターを掲示しております。
参加ご希望の方は、下記参加入力フォーム、または案内ポスターのQRコードよりご登録下さい。
参加希望を確認の上、当方より折り返しご連絡を差し上げます。

当方の準備の都合もあり、可能であれば7月5日(土)までにご連絡を頂けましたら幸いです。

その他、何かご質問などございましたら、いつでもご連絡ください。
当科への見学・研修希望なども、随時お待ちしております。

医局員一同、皆様とお会いできるのを心から楽しみにしております。

=*=*=*
日時:7月12日(土)18時開始
場所:JR九州ホテルブラッサム那覇

➀18:00~19:00 説明会(2階 多目的ホール)
②19:00~21:00 懇親会(1階 37 Steakhouse&Bar)
※懇親会後の二次会は検討中です。
※当日は、カジュアルな服装でのご参加をお願い致します。

〒900-0013 沖縄県那覇市牧志2丁目16番1号
◎モノレール美栄橋駅より徒歩5分
◎ホテル敷地内に機械式立体駐車場あり(台数制限あり)
https://www.jrk-hotels.co.jp/Naha/access/
*=*=*=*

◆参加入力フォーム
URL:https://forms.gle/w3jvmH2RMxphhP3v5

◆連絡先
琉大眼科医局秘書 赤嶺
TEL: 098-894-1411

https://ganka.skr.u-ryukyu.ac.jp/post-2845/

【Okinawa Retina Summer Breeze 2025 参加報告】  2025年6月21日、ハイアットリージェンシー那覇にて開催されたOkinawa Retina Summer Breeze 2025に参加、講演させていただき...
25/06/2025

【Okinawa Retina Summer Breeze 2025 参加報告】

2025年6月21日、ハイアットリージェンシー那覇にて開催されたOkinawa Retina Summer Breeze 2025に参加、講演させていただきました。本会は、琉球大学眼科からの発表であるGeneral Sessionと、韓国の先生方をお迎えしたSpecial Lectureで構成され、現地・オンラインのハイブリッド形式で行われました。
General Sessionでは、琉球大学眼科より眞榮平茉莉菜先生と私が、ライフワークである中心性漿液性脈絡網膜症における強膜構造解析についてそれぞれ発表いたしました。眞榮平先生からはPDT後の強膜厚の長期的変化に関する報告、私は偏光OCTを用いたCSCの強膜複屈折解析について報告しました。特別講演の先生方からも質問いただき、活発な質疑討論が行われました。英語での講演は挑戦でもありましたが、貴重なトレーニング機会となりました。
Special Lectureでは、韓国Kim’s Eye HospitalのJae Hui Kim先生より、Type 3 Macular Neovascularization(MNV)についてのご講演がありました。Type 3 MNVを“生命を脅かす疾患”と捉え、早期診断・確実な治療の重要性を、豊富な臨床経験とエビデンスをもとに示していただきました。特に、データに基づいた抗VEGFの選択やmacular atrophyに対する治療の可能性、そして僚眼の管理など、実臨床に即した治療戦略を示していただきました。高齢者に多く発症する本疾患の管理がいかに現代眼科のアンメットニーズであるかを改めて実感しました。
続く講演では、Yonsei UniversityのMin Kim先生が「Not All That Grows Is Cancer」と題して、脈絡膜の腫瘤性病変の鑑別と診断の難しさについて、実例を交えながら詳細にレクチャーしてくださいました。脈絡膜悪性黒色腫以外にも多様な病変が存在すること、画像所見やMRI評価、さらには周辺部腫瘍に対する外科的アプローチなど、大学病院で診療にあたる私たちにとって非常に示唆に富む内容でした。
今回の講演会では、臨床現場に即した実践的な知見と、日常診療に応用可能な判断軸を多数学ぶことができ、大変有意義な時間となりました。講演いただいた先生方、そして本会を企画・運営いただいた中外製薬株式会社の皆様に心より感謝申し上げます。(今永直也)

【第40回 JSCRS 学術総会 参加報告】2025年6月20日から22日にかけて、福岡国際会議場にて「第40回 JSCRS 学術総会」が開催されました。今回は会長企画シンポジウム「白内障手術教育〜南の国から〜」にて発表の機会を頂き、準備段...
24/06/2025

【第40回 JSCRS 学術総会 参加報告】
2025年6月20日から22日にかけて、福岡国際会議場にて「第40回 JSCRS 学術総会」が開催されました。今回は会長企画シンポジウム「白内障手術教育〜南の国から〜」にて発表の機会を頂き、準備段階から緊張しながら臨みました。
 発表は二日目に予定されていたため、初日はさまざまなセミナーを聴講いたしました。教育セミナー2では、逢着や強膜内固定についてのご講演がありました。現在は強膜内固定が主流となりつつありますが、それでも逢着が有用とされる場面について具体的にご教示いただき、非常に参考になりました。教育セミナー3では、フェイコマシンの設定値といった実践的な話題に加え、超音波発振による音響キャビテーションや、衝撃圧力に伴うフリーラジカルの発生など、基本原理についても改めて学び直すことができ、大変有意義でした。ランチョンセミナーでは、Heads-up Surgery のエルゴノミクスへの影響や、UNITY VCS の臨床使用経験など、興味深い発表が続きました。手術を始めた頃と比較しても、技術の進歩を肌で感じることができました。特別講演では、東京女子医科大学 足立医療センター 副院長 兼 眼科教授の須藤先生による「幸齢社会の実現に向けた白内障手術」と題したご講演を拝聴しました。嚢外固定のスライディングスケール、眼球プロポーションを踏まえた術後屈折の設計、糖尿病網膜症や黄斑浮腫を合併する症例における手術のタイミングなど、これまで先生が疑問を抱き、試行錯誤を重ねながら得られた知見をご紹介いただきました。教科書では触れられない現場での積み重ねを知り、改めて深く感銘を受けました。
 二日目は、自身の発表がメインとなりました。手術教育という大きなテーマの中で、これまでの取り組みを客観的に振り返る貴重な機会となりました。教育を受ける立場から、教育する立場へと移った現在、白内障術者をいかに効率的に育てるかという課題に対し、これまでの経験と考察を率直にお伝えしました。明確な答えのないテーマではありますが、教育に携われることへの責任と使命感を改めて実感し、今後も指導医として研鑽を重ねていきたいと考えております。このような貴重な機会をくださった学会長の太田俊彦先生、座長を務めてくださった園田康平教授、吉富文昭先生、また活発な議論を交わしてくださった九州圏のシンポジストの先生方に、心より御礼申し上げます。
 今回は最終日を待たずして帰路に着くこととなり、多くの魅力的なセッションに参加できなかったことは心残りでしたが、自身の発表を含め、非常に充実した時間を過ごすことができました。最後になりますが、学会長の太田俊彦先生をはじめ、本学会の運営にご尽力くださったすべての関係者の皆様に、改めて深く感謝申し上げます。(文責 澤口翔太)

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Yomitan-Son Nakagami-gun, Okinawa
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