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【眼科手術アップデートセミナーin Okinawa 2025】日時:2025年11月8日(土)17:00〜19:00形式:Web開催座長  古泉 英貴 先生(琉球大学)    外間 英之 先生(外間眼科医院) 講演Ⅰ「多焦点眼内レンズ最新ア...
31/10/2025

【眼科手術アップデートセミナーin Okinawa 2025】
日時:2025年11月8日(土)17:00〜19:00
形式:Web開催

座長  古泉 英貴 先生(琉球大学)
    外間 英之 先生(外間眼科医院)

講演Ⅰ
「多焦点眼内レンズ最新アップデート ~検査&ムンテラ編~」
高橋 慎也 視能訓練士(小沢眼科内科病院)

演題Ⅱ
「多焦点眼内レンズ最新アップデート」
荒井 宏幸 先生(みなとみらいアイクリニック)

演題Ⅲ
「網膜硝子体手術最新アップデート」
門之園 一明 先生(横浜市大視覚再生外科)

主 催:日本アルコン株式会社

【AAO 2025 参加報告】2025年10月17日~20日に米国オーランドで開催された米国眼科学会(AAO: American Academy of Ophthalmologyに参加してきました。AAOの参加はパンデミック以降6年振りでし...
24/10/2025

【AAO 2025 参加報告】
2025年10月17日~20日に米国オーランドで開催された米国眼科学会(AAO: American Academy of Ophthalmologyに参加してきました。AAOの参加はパンデミック以降6年振りでしたが、Retina Subspecialty Dayは大変得るものが多かったですし、今回はChoroidal Imagingのインストラクションコースにも声掛け頂き、大変貴重な時間となりました。
 ただ、ポスター発表が全てe-posterになっており、ディスカッションの機会が少なくなっていることは個人的には残念でした。若い頃に採択率の低いAAOで採択された時の嬉しさや、渡米の時の高揚感を懐かしく思い出していました。良い面としてはほとんどの講演がオンデマンドでも聴けるようになっており、jetlagで毎回苦しむ日本人にとっては有り難いことだと思いました。
 AAOはやはり世界最大の眼科学会で完成度が高く、琉大の若い先生も連れて参加したいと思います。(古泉英貴)

【第79回日本臨床眼科学会 参加報告】 2025年10月9日から12日まで、大阪市のグランキューブ大阪およびリーガロイヤルホテル大阪にて開催された第79回日本臨床眼科学会に参加いたしました。本学会では、臨床現場に即した演題・セッションが数多...
23/10/2025

【第79回日本臨床眼科学会 参加報告】

 2025年10月9日から12日まで、大阪市のグランキューブ大阪およびリーガロイヤルホテル大阪にて開催された第79回日本臨床眼科学会に参加いたしました。本学会では、臨床現場に即した演題・セッションが数多く企画されており、日常診療に直結する知見を得るうえで非常に有意義な場となりました。

 私は「琉球大学病院における眼トキソプラズマ症に対する硝子体手術の検討」という演題で発表を行いました。今回が初めての大きな全国学会での発表であり、準備段階から大きな緊張とプレッシャーを感じていましたが、指導医である大城綾乃先生、今永直也先生の丁寧なご指導とサポートのおかげで、無事に発表を終えることができました。発表当日は多くの先生方からご質問やご意見をいただき、疾患理解や手術適応ついて改めて整理する貴重な機会となりました。当院からは今永直也先生、大城綾乃先生、視能訓練士の冨山亜季子さん、荻堂裕司先生も発表されており、各先生方の堂々と発表する姿も私自身の大きな刺激となりました。

 また学会期間中は、インストラクションコースやシンポジウムに積極的に参加しました。各分野のプロフェッショナルとして活躍されている先生方によるご講演は学びが多く、ぶどう膜炎関連、網膜疾患、角結膜疾患、IOL選択や画像診断の最新技術といった幅広い分野の講演に参加し、今後の診療に応用可能な新しい手法や考え方を知ることができました。今月から当院の緑内障グループで学び始めた私にとって、特別講演1の相原一先生による「What is glaucoma?―眼圧との戦い―」は特に印象的であり、眼圧に関する謎がまだまだあることや今後の治療の可能性など興味深い内容で、緑内障に関する疾患理解が高まりました。これらの内容は直ちに日常診療に取り入れたい知見ばかりで、学びを得た充実した時間でした。他にも惜しくも参加できなかった講演に関しましては、後日配信されるオンデマンドを楽しみにしたいと思います。

 今回琉球大学眼科に入局して初めての学会参加・発表となりましたが、この機会を通じて、全国の眼科医による多様な視点から最新の知見を学ぶことができたと感じます。今回の経験を糧に、今後の臨床に活かしていきたいと思います。

 最後になりましたが、本学会を主催・運営された皆さま、そしてご指導くださった大城先生をはじめとする琉球大学眼科の先生方に、心より感謝申し上げます。(佐藤眞麟)

https://ganka.skr.u-ryukyu.ac.jp/post-2909/

大変遅ればせながら、この度琉大眼科Instagramを立ち上げました。学生・研修医の皆様にも親しみやすい日常を発信していきますので、是非フォローを宜しくお願い申し上げます!
13/10/2025

大変遅ればせながら、この度琉大眼科Instagramを立ち上げました。学生・研修医の皆様にも親しみやすい日常を発信していきますので、是非フォローを宜しくお願い申し上げます!

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【第7回沖縄眼科臨床懇話会 参加報告】 2025年10月5日(日)、沖縄県立博物館・美術館にて「第7回 沖縄眼科臨床懇話会」が開催されました。今回は2題の特別講演が行われ、いずれも日常診療に直結する大変示唆に富む内容でした。 まず、JCHO...
06/10/2025

【第7回沖縄眼科臨床懇話会 参加報告】
 2025年10月5日(日)、沖縄県立博物館・美術館にて「第7回 沖縄眼科臨床懇話会」が開催されました。今回は2題の特別講演が行われ、いずれも日常診療に直結する大変示唆に富む内容でした。
 まず、JCHO大阪病院 眼科診療部長 大黒伸行先生より「ぶどう膜炎診療における生物製剤の位置付け」についてご講演いただきました。生物学的製剤の登場により、ぶどう膜炎治療の選択肢が大きく広がっており、従来のステロイド中心の治療から、より標的を絞った免疫制御療法へと変化している現状が紹介されました。登場から比較的短期間で臨床使用が進み、特に内科領域ではより多様な薬剤が導入されているとのことで、今後眼科領域でも適応拡大や応用が進む可能性が示唆されました。疾患ごとに生物製剤の有効性が確立されつつあり、治療目標そのものが変わりつつある点に強い印象を受けました。近い将来、新たな治療の確立や選択肢の登場が期待されました。
 続いて、金沢大学 医薬保健研究域医学系 眼科学 教授 東出朋巳先生より「緑内障難症例とその対策のアップデート」と題してご講演いただきました。高齢者や眼圧上昇、進行例などの難症例では、全身合併症や他の眼疾患を併存するケースもあり、他科や専門医との密な連携の重要性が強調されました。また、沖縄地域では増殖糖尿病網膜症の患者さんが多く、それに伴う血管新生緑内障の発症リスクがあるという地域特有の背景についても言及されました。日常診療における多職種連携の在り方や、地域性を踏まえた疾患対応の重要性を改めて認識し、またその治療戦略に対しても具体的な症例を提示いただき先生の考え方を学ぶことができました。
 今回の懇話会では、ぶどう膜炎と緑内障という異なる領域から、いずれも他科との連携や疾患の経過や患者背景の把握など臨床推論や患者背景にそった治療の重要性を学びました。今後の診療において、得られた知見を活かし、より最適な治療戦略を立てていけるよう努めてまいりたいと思います。
 最後に、ご講演いただきました大黒伸行先生、東出朋巳先生、並びに本会の開催にご尽力いただいた関係各位に心より感謝申し上げます。(與那覇智基)

【ご案内】第7回沖縄眼科臨床懇話会日時:2025年10月5日(日曜日)10:00〜12:00会場:沖縄県立博物館・美術館 博物館講座室1F会費:1,000円Opening Remarks  沖縄県眼科医会 会長 知念 靖先生 座長:琉球大学...
29/09/2025

【ご案内】第7回沖縄眼科臨床懇話会
日時:2025年10月5日(日曜日)10:00〜12:00
会場:沖縄県立博物館・美術館 博物館講座室1F
会費:1,000円

Opening Remarks 沖縄県眼科医会 会長 知念 靖先生

座長:琉球大学大学院医学研究科医学専攻眼科学講座
    教授 古泉 英貴先生

特別講演Ⅰ 10:00〜11:00
『 ぶどう膜炎診療における生物製剤の位置付け 』
JCHO大阪病院 眼科診療部長 大黒 伸行先生

特別講演Ⅱ 11:00〜12:00
『 緑内障難症例とその対策のアップデート 』
金沢大学医薬保健研究域医学系眼科学 教授 東出 朋巳先生

共 催 参天製薬株式会社
   沖縄眼科臨床懇話会
責任者 古泉 英貴

【第156回沖縄眼科集談会 参加報告】 先日、第156回沖縄眼科集談会が開催され、当院からは古謝先生、宮良先生、大城先生、佐藤先生が発表され、特別講演として沖縄県医師会会長の田名毅先生のお話を拝聴しました。いずれの演題も臨床に直結する内容で...
25/09/2025

【第156回沖縄眼科集談会 参加報告】

 先日、第156回沖縄眼科集談会が開催され、当院からは古謝先生、宮良先生、大城先生、佐藤先生が発表され、特別講演として沖縄県医師会会長の田名毅先生のお話を拝聴しました。いずれの演題も臨床に直結する内容であり、大変有意義な時間となりました。
 古謝先生は、有水晶体眼内レンズ挿入術後に眼サルコイドーシスを発症した一例について発表されました。眼手術がサルコイドーシスなどぶどう膜炎発症の契機となる可能性があること、術後炎症が遷延する場合は単なる術後反応にとどまらず、新規発症のぶどう膜炎を考慮すべきであることが強調され、術後フォローの重要性を改めて認識しました。
 宮良先生は、Type3黄斑部新生血管に対するラニビズマブバイオシミラーへの切替効果について報告されました。視力や解剖学的効果において従来の薬剤と同等の結果が得られたことから、コスト面を含め今後の治療戦略に有用な選択肢となり得ると感じました。また、RAPの臨床的特徴についても整理され、実臨床での鑑別に役立つ知見でした。
 大城先生は、沖縄におけるぶどう膜炎の特徴とPCR診断の有用性について発表されました。沖縄では眼トキソプラズマ症やHTLV-1関連ぶどう膜炎が多いこと、気候や食文化、地域特有の疫学的背景を考慮した診断が必要であることを学びました。原因不明のぶどう膜炎に対してPCRが診断に結びつくこともありますが、むやみに検査を行うのではなく、臨床的判断を踏まえた適切な運用の重要性が示されました。
 佐藤先生は、眼トキソプラズマ症を中心に、薬物治療のみでは制御困難な場合に外科的介入が必要となる点について報告されました。硝子体手術により視力改善が得られる一方で、重症性や術後合併症のリスクもあり、慎重な適応判断が求められることを再認識しました。
 特別講演では、田名毅先生が「沖縄県の地域医療構想と医師会の取り組み」についてお話されました。沖縄県では健康寿命の低下や高齢者の独居率増加、介護人材不足など多くの課題を抱えており、生活習慣病対策やヘルスリテラシーの向上、離島医療におけるオンライン診療の活用など、地域に根ざした多角的な取り組みが紹介されました。医療資源の限られた地域において、医療者と住民が一体となって健康づくりに取り組む姿勢の大切さを強く感じました。
 今回の集談会では、眼科臨床における最新の知見とともに、沖縄という地域に特有の医療課題について学ぶことができ、大変有意義でした。今後の診療に活かせるよう努めていきたいと思います。(新崎遥)

【Euretina 2025 in Paris 参加報告】2025年9月4日~8日にフランス・パリで開催された Euretina 2025 にinvited speakerとして参加・発表してきました。今年は25回記念大会ということで、参加...
23/09/2025

【Euretina 2025 in Paris 参加報告】

2025年9月4日~8日にフランス・パリで開催された Euretina 2025 にinvited speakerとして参加・発表してきました。今年は25回記念大会ということで、参加者はなんと 11,000人超。名実ともに「世界最大の網膜学会」と言える盛り上がりでした。私は今回で4回目の参加でしたが、開催地が花の都パリということもあり、日本からも例年以上に多くの先生方が来られていた印象です。会場は地下鉄1号線沿いの巨大な会議場で、シャンゼリゼ通りや凱旋門といった観光名所からもほど近く、雰囲気抜群でした。

私は、坂本泰二先生(鹿児島大)、辻川明孝先生(京都大)がモデレーターを務められた “New Understanding of the Choroid” というシンポジウムに演者として参加し、 “Concept of Choroidal Congestion” をテーマに講演しました。他にも五味文先生(兵庫医大)、秋山雅人先生(九州大)、Dr. Amani Fawzi(米国)、Dr. Reiner Schlingemann(オランダ)、Dr. Enrico Borrelli(イタリア)が登壇されました。それぞれが人種差、ゲノム、動物モデル、動静脈吻合仮説、OCTA知見と多様な切り口でパキコロイドを議論し、大変内容の濃いセッションでした。広い会場にもかかわらず開始早々に立ち見が出るほどの満席で、世界的にこの分野への関心が高まっていること、また日本の研究がトップレベルにあることを改めて実感しました。自身の発表以外でも、萎縮型AMDの新規治療や、急速に進展する遺伝子治療のセッションで最新情報を得られたのは大きな成果でした。

Euretinaは開催地自体も大きな魅力で、昨年はバルセロナ、来年はウィーンです。発表があれば堂々と参加できますし、ぜひ日本の若手の先生方にも、Euretinaで「世界の眼科学」を体感していただきたいと願っています。(古泉英貴)

大学院生の湧川空子先生の論文がRETINAに掲載されました。https://journals.lww.com/retinajournal/abstract/9900/changes_in_widefield_choroidal_thickn...
20/09/2025

大学院生の湧川空子先生の論文がRETINAに掲載されました。https://journals.lww.com/retinajournal/abstract/9900/changes_in_widefield_choroidal_thickness_after.1176.aspx 新生血管型加齢黄斑変性に対する抗VEGF治療後には黄斑部だけでなく広範に脈絡膜厚の減少がみられ、日本人に多いパキコロイド新生血管症では脈絡膜厚減少と網膜滲出性変化の消失が関連すること、治療眼だけでなく僚眼にも脈絡膜厚減少がみられることを、広角OCTを用いた研究にて明らかにしました。同疾患のマネージメントを考える上で非常に重要な知見です。琉大眼科は診療、教育のみならず、研究でも世界の眼科学への貢献を目指しています。是非ご一読下さい。

【ご案内】第156回沖縄眼科集談会(生涯教育認定事業)日時:令和7年9月21日(日)10:00〜12:00会場:沖縄県立博物館・美術館 講堂 3F 会費:1,000円一般演題座長:琉球大学病院 講師 寺尾 信宏先生一般演題 10:00〜11...
18/09/2025

【ご案内】第156回沖縄眼科集談会(生涯教育認定事業)
日時:令和7年9月21日(日)10:00〜12:00
会場:沖縄県立博物館・美術館 講堂 3F
会費:1,000円

一般演題座長:琉球大学病院 講師 寺尾 信宏先生
一般演題 10:00〜11:00
1)古謝幸宏(琉球大学)
2)照屋快斗(琉球大学)
3)宮良安宣(琉球大学)
4)大城綾乃(琉球大学)

特別講演座長:琉球大学大学院医学研究科眼科学講座
教授 古泉 英貴先生

特別講演 11:00〜12:00
『 沖縄県の地域医療構想を考える上での課題と沖縄県医師会の取り組み』
     沖縄県医師会 会長 田名 毅先生

共 催 沖縄県眼科医会
責任者 知念 靖

【Web講演】第5回沖縄黄斑疾患研究会 参加報告 2025年8月22日(金)、ZoomによるWeb配信形式にて「第5回沖縄黄斑疾患研究会」が開催されました。 座長は、琉球大学大学院医学研究科 医学専攻眼科学講座 教授 古泉英貴先生にご担当い...
29/08/2025

【Web講演】第5回沖縄黄斑疾患研究会 参加報告

 2025年8月22日(金)、ZoomによるWeb配信形式にて「第5回沖縄黄斑疾患研究会」が開催されました。
 座長は、琉球大学大学院医学研究科 医学専攻眼科学講座 教授 古泉英貴先生にご担当いただきました。
 演者には、群馬大学医学部附属病院 眼科 講師 松本英孝先生をお迎えし、「新生血管型AMDとパキコロイド疾患」をテーマにご講演いただきました。
 講演の前半では、加齢黄斑変性(AMD)の第一選択薬である抗VEGF薬について、アフリベルセプト2mg、ブロルシズマブ、ファリシマブ、さらにアフリベルセプト8mgまで、松本先生がこれまで報告されてきた治療成績を踏まえて詳しく解説いただきました。また、抗VEGF薬の副作用の一つである眼内炎症についても触れられ、各薬剤の特徴や治療効果を比較しながらご紹介いただきました。
 後半では、松本先生が精力的に取り組まれているパキコロイド疾患の研究について、最新の知見をご発表いただきました。質疑応答も活発に行われ、臨床に直結する学びの多い会となりました。
 今回の講演会はWeb配信形式でしたが、私は現地で直接お話を伺うことができ、その後少人数での懇親会でも松本先生と交流する貴重な機会を得ました。すばらしいご活躍をされている先生から直接お話を伺えたことは大変有意義であり、ぜひまた沖縄にお越しいただきご講演いただけることを心より期待しております。
 最後に、ご講演いただきました松本英孝先生、座長の古泉英貴先生、そして本研究会の共催をいただきましたバイエル薬品株式会社、参天製薬株式会社に心より御礼申し上げます。
(宮良安宣)

住所

Yomitan-Son Nakagami-gun, Okinawa
903-0215

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