NIPT Japan

NIPT Japan NIPTは、あなたの血液だけで、おなかの赤ちゃんの染色体検査ができます。

出生前診断を受ける割合は?広い意味において、出生前診断を受ける妊婦の割合は、100%です。妊婦が何らかの検査を受けるということは、出生前診断を受けていると言えます。例えばエコー検査ですが、これも広い意味では出生前診断です。エコー検査では、胎...
25/06/2020

出生前診断を受ける割合は?
広い意味において、出生前診断を受ける妊婦の割合は、100%です。
妊婦が何らかの検査を受けるということは、出生前診断を受けていると言えます。

例えばエコー検査ですが、これも広い意味では出生前診断です。
エコー検査では、胎児の発育や臓器の状況や胎児のNTの厚みを見ています。
胎児のNTの厚みが通常よりも厚い場合は、ダウン症などの疾患が疑われます。
その時、医者から「もう少し詳しい検査をしてみますか?」と言われるのです。

その「もう少し詳しい検査」が、染色体異常などを調べる「狭義の出生前診断」です。

女性の社会進出に伴い晩婚の傾向が強くなっています。
それに伴い、35歳以上で子どもを出産するいわゆる高齢出産の割合が増えています。

一般的に、高齢者出産では、病気を持った子どもが生まれる可能性が高くなることが知られています。

子供の出生数は減少傾向のままですが、染色体疾患の検査を行う出生前診断を受ける妊婦の割合は増加傾向を示しています。

出典:毎日新聞「出生前診断、10年で2.4倍 35歳以上で25% 16年7万件」
どのくらいの妊婦さんが出生前診断を受けているの?
今回は日本における出生前診断の受検状況を、海外との比較をふまえてご紹介します。

日本における出生前診断の受検状況について
1998年から2016年までを調査した佐々木らの報告(*1)によると、我が国のNIPTを含む出生前診断の受検数は、出生数97.7万件における7.2%、高齢妊婦数27.8万人における25.1%を占めていました。
羊水検査の件数は、1998年の10,419件以降、増加傾向を示していました。
その後、2014年の20,700件を境に減少傾向となり、2016年には18,600件となっています。
これは、2013年から開始されたNIPT(新型出生前診断)の影響であると考えられています(*2)。

「流産のリスクを伴う確定的検査(絨毛検査・羊水検査)の数を減らす」というNIPT導入の目的のひとつが達成されつつあるといえるでしょう。

海外での出生前診断の動向について
NIPTは2011年にアメリカで開発され、現在はアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、オランダ、その他多くの国々で開始されています。
検査対象や公費補助の有無や程度などは、国や地域によって違いがあります。
日本と同じく臨床研究として実施されたオランダでは、公費負担であるという点が日本と異なります。

また、日本では臨床研究から一般診療に移行することが発表されましたが、保険診療の対象外であるため、検査に関する費用は全額自己負担となります。

補足
2010年と2011年における欧米における調査によると、出生前診断(主に初期コンバインド検査)の実施率は、デンマーク90%以上、イギリス60%、フランス84%、オランダ26%となっています (*1)。

この調査からも、出生前診断を受検する妊婦さんの割合は、本邦より高いということがわかります。

参考文献
(*1) 佐々木愛子・左合治彦ら: 日本における出生前遺伝学的検査の動向 1998-2016, 日本周産期・新生児医学会雑誌 2018;54:101-107

(*2) Sekiguchi M,Sasaki A et al:Impact of the introduction of Non-invasive pretanal genetic testing on invasive tests:2017;57:35-36

ダウン症候群(21トリソミー)とは?ダウン症候群(英語表記:Down’s syndrome)は、余分な21番染色体によって引き起こされる染色体異常症の一種で、知的障害と様々な身体的異常がみられます。1866年に疾患の特徴を初めて発表したイギ...
25/06/2020

ダウン症候群(21トリソミー)とは?

ダウン症候群(英語表記:Down’s syndrome)は、余分な21番染色体によって引き起こされる染色体異常症の一種で、知的障害と様々な身体的異常がみられます。

1866年に疾患の特徴を初めて発表したイギリスの医師ジョン・ラングドン・ダウンの名にちなんでつけられました。

21トリソミーともいわれています。

トリソミーとは、ある染色体が1本余分に存在し、合計で3本になった状態のことです。

新生児で最もよくみられるトリソミーは、21トリソミーです。

ダウン症候群は21番染色体が余分に複製されることで発生

超音波検査やNIPTなどの母親の血液検査の結果から疑われ、絨毛採取(絨毛検査)や羊水穿刺(羊水検査)という検査で確定されます。
小児では、発育の遅れ、精神発達の遅れ、特異的な頭部と顔貌、しばしば低身長がみられます。
小児の大半は、死亡することなく成人になります。
余分な染色体が父親から受け継がれることはまれで、1組のカップルに余分な染色体をもつ子どもができるリスクは、母親の年齢とともに徐々に高くなっていきます。

一般的に、高齢者出産では、病気を持った子どもが生まれる可能性が高くなることが知られています。

ダウン症候群の症状
ダウン症候群では、一般的に身体と精神の発達が遅れます。

身体的な発達
ダウン症候群の多くの乳児に心臓と消化器の先天異常がみられ、筋肉の緊張が若干低下しています。ダウン症候群の小児は頭が小さく、顔は広く扁平で、つり上がった眼と低い鼻をもつ傾向があります。

しかし、出生時には正常に見え、幼児期に特徴的な顔つきになる場合もあります。

舌が大きいこともあります。舌が大きいことに加えて、顔の筋肉の緊張が低いため、しばしば口を開いたままになります。首の後ろの皮膚が余っていることもあります。耳が小さくて丸く、頭部の低い位置に付いています。

手は一般的に短く幅広で、手のひらを横切る1本のしわがみられます。指は短く、第5指の関節は3つではなく2つしかないことが多く、内側に曲がっています。足趾の第1趾と第2趾の間が広くなっています(サンダルギャップ)。ダウン症候群の小児はしばしば低身長で、肥満になるリスクが高いです。

ダウン症候群の小児の約半数では、出生時から心臓の異常がみられます。約5%の小児では消化管の問題がみられます。ヒルシュスプルング病とセリアック病も、この症候群の小児で通常より多くみられます。難聴がみられることもあり、耳の感染症を繰り返す傾向があります。また、視覚障害を起こす傾向もあり、白内障がみられることもあります。首の関節が不安定になっていることもあり、それにより脊髄が圧迫される結果、歩き方と腕や手の使い方に変化が生じたり、排便や排尿の機能障害、筋力の低下などが起きたりします。ダウン症候群の人の多くが甲状腺疾患(甲状腺機能低下症など)と糖尿病を発症します。ダウン症候群の人では、感染症と白血病の発生リスクが高くなっています。

精神的な発達
ダウン症候群の小児の知能指数(IQ)には幅がありますが、正常な小児のIQが平均100であるのに比べ、ダウン症候群の小児の平均値はおよそ50です。ダウン症候群の小児では、しばしば運動面や言語面に発達の遅れがみられますが、その程度は様々です。小児期には、注意欠如・多動症(注意欠陥/多動性障害とも呼ばれます)を思わせる行動がしばしばみられます。ダウン症候群の小児は自閉的行動のリスクが高く、特に知的障害が重い小児ほど可能性が高くなります。成人( うつ病)と小児( 小児と青年におけるうつ病および気分調節症)の両方で、うつ病のリスクが高いです。早期に教育やその他の面で介入を行うことで、ダウン症候群の幼児の能力を高めることができます。

診断
出生前:胎児の超音波検査または母親の血液検査
絨毛採取、羊水穿刺、またはその両方
出生後:乳児の外見と乳児の血液検査
出生前の段階では、胎児の超音波検査で認められた異常や、妊娠15~16週目の母親の血液検査で認められた特定のタンパクやホルモンの異常値から、ダウン症候群が疑われることがあります。ときには母親の血液中に含まれる胎児のDNAを検出して、そのDNAを分析してダウン症候群のリスクが高いかどうかを判断することができます。これらの検査の結果からダウン症候群が疑われたら、多くの場合、絨毛採取、羊水穿刺、またはその両方( 染色体異常と遺伝子異常の検査)を行って診断を確定します。

出生後になると、ダウン症候群の乳児には、この症候群を示唆する特徴的な外見が認められます。診断を確定するため、乳児の血液で検査を行います。

診断が確定したら、専門医による診察のほか、心臓の超音波検査(心エコー検査)や血液検査などを行ってダウン症候群に合併する異常がないか調べます。発見された異常を治療することで、それによる健康障害を予防できる場合も多くあります。そのため、この症候群の小児には甲状腺の病気、視覚障害、聴覚の異常について定期的にスクリーニングを行うべきです。

ダウン症候群の小児用に特別に考案された成長曲線を用い、小児健診のたびに身長、体重、頭囲を記録します。閉塞性睡眠時無呼吸症候群についても評価を行います。首の痛みや神経痛、筋力低下、その他の神経症状がみられる場合は、頸椎のX線検査を行って、頸椎が不安定になっていないか確認します。

予後(経過の見通し)
ダウン症候群の予後は、過剰な染色体によって引き起こされる他の病気(18トリソミーや13トリソミーなど)の大半と比べて良好です。

老化が普通より早く進むと考えられていますが、ダウン症候群の小児の大半が成人になります。平均寿命は55歳ですが、最近では70代、80代まで生きている人もいます。アルツハイマー病に似た記憶障害、さらなる知能低下、人格の変化といった認知症の症状が、比較的低い年齢で現れることがあります。心臓の異常はしばしば薬剤や手術で治療できます。

ダウン症候群の小児において死因の大半を占めているのは、心臓病と白血病です。

最近の研究結果から、ダウン症候群の黒人は白人と比べて寿命がかなり短いことが示されています。この知見は、医療、教育、その他の支援サービスを十分に受けられていないことの結果である可能性があります。

治療
具体的な症状や異常に対する治療
遺伝カウンセリング
ダウン症候群に対する根治的な治療法はありません。

しかし、この症候群によって生じる具体的な症状や異常の一部は、治療することができます。心臓と消化器の異常には、手術で修復できるものがあります。甲状腺機能低下症がみられる人には甲状腺ホルモン補充療法を行います。

ダウン症候群の人に対するケアの一貫として、家族に対する遺伝カウンセリング、社会的支援、および知的機能の水準に合わせた教育プログラムの作成を行うべきです。

最後に
さらに詳しい情報が必要な場合には、日本ダウン症協会や地域の親の会などにお問い合わせください。

公益財団法人 日本ダウン症協会 (JDS) 
http://www.jdss.or.jp/

参考:
新版ダウン症児の育ち方・育て方 (日本語) 単行本

先輩ママ100人に出生前診断のアンケートを行いました。アンケート結果はこちらからhttps://niptjapan.com/
24/06/2020

先輩ママ100人に出生前診断のアンケートを行いました。
アンケート結果はこちらから

https://niptjapan.com/

NIPT JapanのNIPTは、全染色体+微小欠失症の検査で18万円とリーズナブル。全国80以上のクリニックで検査ができます。ダウン症候群(21トリソミー)、エドワーズ症候群(18トリソミー)、パトウ症候群(13トリソミー)、全染...

18/06/2020

住所

日本橋3-6/2
Chuo-ku, Tokyo
103-0027

営業時間

月曜日 09:30 - 18:00
火曜日 09:00 - 18:00
水曜日 09:30 - 18:00
木曜日 09:30 - 18:00
金曜日 09:30 - 18:00

電話番号

+81361617770

ウェブサイト

https://twitter.com/NiptJapan

アラート

NIPT Japanがニュースとプロモを投稿した時に最初に知って当社にメールを送信する最初の人になりましょう。あなたのメールアドレスはその他の目的には使用されず、いつでもサブスクリプションを解除することができます。

その診療所に問い合わせをする

NIPT Japanにメッセージを送信:

共有する

カテゴリー


妊娠関連サービスのその他Chuo-ku

すべて表示